市道王禅寺90号線日吉の辻交差点から、少し、離れた所に、日吉の辻バス停があります。この道の左の地区は、王禅寺日吉谷地区急傾斜地崩壊危険区域に指定されています。その中に山王社も含まれています。程なく、山王社前へ。こちらにも、急な階段が待ち構えています。 |
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山王社(日枝神社)川崎歴史ガイドによれば、山王社は、王禅寺村の五鎮守の五つ目。日吉谷戸の鎮守です。王禅寺の鬼門除けに建てられています。勧請年代は、江戸時代初期と考えられ、山王社が勧請された後に、日吉谷戸と呼ぶようになったようです。(注:日吉大社を俗に山王権現と呼ぶためか?)元々は、現在より東寄りの道路に面した所にありましたが、文政期(1818〜1830)に疫病が流行したため、現在の山頂の位置に移したとされています。境内には、その跡地の石碑が移されています。 |
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村境の石仏群山王社の階段を降りる途中、そこを横切る道を通って、道に出てきます。そのまま、旧石川村(現在の横浜市青葉区美しが丘)との市境方面へ。山王神社から程無く、道の左手の草むらの中に石仏群が建てられています。道から少し引っ込んだ所にあり、一度は、見落としてしまいました。川崎歴史ガイドによると、元々は、日吉谷戸の辻(道が交差する所)などにあったものを移動してきたものと言われています。川崎歴史ガイド王禅寺ルートはここで終了です。新百合ヶ丘駅に戻ることにしました。 |
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市境道が二車線に広がる手前までが、川崎市です。その手前にあるのは、延命地蔵尊バス停。そのバス停の裏に健康とふれあいの広場という公園があります。そこでトイレ休憩。そばに延命地蔵尊があります。寄ろうと思いましたが、16時半に閉まっています。中に地蔵が見えるので、カメラで撮ったところ、2人の職員に何を撮ったんだと詰問されました。後で調べると、ここは人様のものでなく、犬猫墓苑の宗教施設でした。 |