右折

畑越しに地下鉄のトラス橋を眺めながら、その畑へ続く別の道に出てきます。

ここを右折します。

鶴見川(谷本川)に出てくる

目の前に鶴見川が見えます。

すぐ左手に地下鉄のトラス橋があります。ルートは右手に進みます。

川和の宿町入口

その先、川沿いに行く道が分かれますが、これは鶴見川サイクリングロードで、私は、そのまま、広い方の道へ進みます。

広い方の道の先が川和の宿町。川和の宿町は「つづき水と緑の検討委員会のホームページ」によれば、鶴見川(谷本川)に沿って南北350mに拡がる宿場。このように鶴見川に接していますが、「かながわの川(上)」によると、この辺りの地形は自然堤防になっていて水害の被害を受けた事はあまり無かったそうです。

川和の宿町

その道沿いに住宅が続きます。「都筑の民俗」「かながわの川(上)」によれば、この道は八王子道(日野往還)の旧道で、かつてその道の左右に川和の宿が続いていました。

この道沿いでは、年に何回か、近郷の農家対象とした川和の市が開かれていたそうですが、年に1度(12月25日、歳の暮れの市)に減り、戦後になって消滅。それまでは、各家の前庭で開かれる川和の市のために、塀や垣根は無かったそうです。今では、ご覧の通り、塀や垣根が作られ、宿の面影はほとんど残っていません。
続く