紅葉滝(もみじたき)

この降りてきた先は、昔は脇谷と呼ばれていたようです。先程の道路右手の崖のような場所に滝が流れています。滝の前には紅葉の木が植えられて、まさに紅葉の滝。

案内板によると、残念ながら、この滝は宅地造成のため、昭和60年に作られた人工滝で、それ以前のものは、角前山を水源とし、高さ15m、幅1.8mの滝が流れ落ちていたそうです。

紅葉滝不動明王

滝のそばに不動明王が祭られていたというので、その不動明王はどこに行ったのだろうと思っていると滝の右手の高い場所に不動明王を納めた社が造られていました。案内板によるとその不動尊は、元禄3年(1690)のもの。

驚いたことに、この場所を開発したのは、私の地元の建設会社。よくぞ、ここまでやってきたと感心してしまう。それだけに人工の滝や不動堂を建てたりと気を遣ったのでしょうね。

交差点

紅葉滝から、住宅地の中の坂道を降りていきます。途中は省略。次への永勝寺への目印というものはこれと無く、逆方向へ続く倉田小学校の案内を確認しながら進むくらいか。

脇道に入らないように気を付けながら進むと、交差点に出てきます。どっちに行けば良いかわからないものの、この交差点を何となく左折。

火の見櫓

どこを歩いているのかも分からず、道を進む。はっきり言って心細い。分岐に出てきます。その角には火の見櫓が見えます。さて、永勝寺へはどちらに行ったら良いのでしょう。

ここで初めて国土地理院の地図を出し、しげしげと眺めます。国土地理院の地図にしては珍しく卍に永勝寺のルビが振ってあります。助かりました。ここを左を進むのです。
続く