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その先、新善光寺久保山坂は別の通りに出てきます。この通りは先ほど横切った尾根道。角にお寺が見えます。どうやら、この尾根道沿いには、お寺が集まっているようです。右折して、その尾根道を進みます。 |
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円覚寺交差点の角にあるのは、天池庵久保山円覚寺。境内に若いお坊さん達がいたので、中には入りませんでした。前述の「横浜散歩」によると、横浜大空襲の際、この境内には身元不明の焼死体数百体が仮安置され、空襲が過ぎてから、肉親を探す人々が集まってきたといいます。引き取り手が見つからなかった無縁仏のためという供養塔が鐘楼の奥に見えます。 |
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久保山霊堂道の両側には仏閣が立ち並びます。横浜市南区から西区へ入ります。尾根道の右手は、西区元久保町、左手は南区庚台。円覚寺の境内続きに、先ほどの交差点名にもなっていた久保山霊堂があります。 |
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久保山墓地尾根道の東側の谷は、久保山墓地となっています。石屋の脇を奥へ入ってみます。谷一帯が墓地となっていて、壮観です。「横浜散歩」によると、明治7年(1874)に共葬墓地として造成されたのが起こり。それ以来、横浜繁栄の基礎を作ってきた人達が葬られています。墓地の中に見えるお堂は、林光寺でしょうか。 |