東方池遊水池

地図上では大きな池が描かれているので、鬱蒼とした溜池を連想したのですが、実際は遊水池で、中は空っぽ。しかも、公園のようになっています。奥のほうに池らしきものがありますが、大きいものではありません。

「横浜市都筑区つづき水と緑の検討委員会」のホームページによれば、「湧水からなる水が貯められ、昔は農業用水として利用されていたという。」今では湧水ではなく、遊水の池になってしまったのですね。

龍雲寺バス停

龍雲寺の墓地沿いに進んで、龍雲寺バス停前へ。その途中には、文字や形が磨耗して読めない石仏と講中によって建てられた文化7年(1810)の堅牢地神塔があります。

龍雲寺バス停の所を左折し、浄土宗幡森山龍雲寺への坂道を登ります。幡森の山号は、八幡森と何か、関係があるのだろうと伺わせます。

龍雲寺

龍雲寺の前まで来ました。残念ながら、本堂は工事中でした。「御大典記念都田村誌」によると、弘治2年開基。文化10年(1813)再建。

小机観音33ヶ所の17番目でもあります。別の観音の話ですが、「御大典記念都田村誌」に興味深い話が書いてあります。「かつて、八幡森に観音堂があり、弘法大師の作と伝えられる観音が祀られていたという。その観音の扉を開く者は両眼を失くすと云い、いまだ開きし者なし。」池辺町の八所神社の御神体の話と良く似ています。

右折

龍雲寺の境内の周りを回って、裏側の畑に出てきました。畑の先に見えるアンテナ塔は、都筑清掃工場の煙突同様、目印となります。

この坂道を登った先の民家の前で右折します。
続く