鳥居と鐘楼

この左馬神社は普通の神社と違い、境内に鐘があります。このような神社は私が知っている限り、泉区の飯田神社だけです。でも、なぜか、鐘を鳴らす事は禁止されています。

瀬谷区の説明板によれば、神社に鐘があるのは区内唯一であるという事です。この左馬神社に隣接して別当の西福寺があったためだそうです。この状態の事を神仏混交と表現するそうです。

西福寺前

左馬神社境内北に隣接して、西福寺があります。道に面して、立派な山門があるわけでもなく、一見するとお寺だと気づかず、通り過ぎてしまいそう。

ですが、この西福寺は、瀬谷八福神のあるお寺です。是非、寄らなくてはいけません。

西福寺(橋戸3−21−2)

真言宗猿王山西福寺。「スタンプブック」によれば、本尊は不動明王。天文3年(1534)の創立とされています。寺名の西福の由来は、「正面が西向きに末広がる扇面の境内地形で、西方浄土を望み、安楽な心地にひたれる処」だといいます。

「ガイドブック」によれば、天和3年(1683)の創建とあり、創立と創建の違いを知りたいところです。

布袋尊

境内右手にある瀬谷八福神の布袋尊。

「首都圏七福神めぐり」によれば、家庭円満のご利益があるそうです。
続く