分岐下水処理場沿いのこの道は、鎌倉道とのことです。このまま、下水処理場沿いに進んでもの良いのですが、二手に分かれた先の坂道を登ることにします。 |
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田苗坂この坂道を田苗坂と呼びます。「町田の民話と伝承第二集」によると、「田の苗を浸しておく溜池がある坂道というので、いつとはなしに、田苗の坂、「田苗坂」と呼ぶようになった。」その肝心の田苗の溜池は、「昭和34年(1959)に改修が行われ、田苗の溜池はなくなってしまった…」ということです。 |
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馬坂入口坂を登った中程、道が左に折れる辺り、馬坂の入口があります。東光寺郷土史研究会の案内板によると、馬坂の本来の登り口は別の所(つまり、下水場処理場前の道路に面していたということ)にありましたが、昭和30年初期(おそらく昭和34年)に、前述の田苗坂の拡幅のため、民家と入口部分を交換したため、現在の形になったそうです。 |
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馬坂分かれ道となります。右に進んでみましたが、私有地ということで行き止まり。右からのルートが本来の馬坂だと思われます。左の坂道を登ります。馬坂は「町田の民話と伝承第二集」によると、「下りは良いが、上りは荷物があると人はもとより馬でさえも難儀する坂道があった。…荷物があるときは馬でなければ登ることができない坂道だったので、いつはなしに「馬の坂」と言われるようになり、今では「馬坂」と言っている。」 |