阿弥陀堂入口

貸し駐車場に沿って進むものの、なかなか、その場所への入口が見えない。駐車場を過ぎたところで、ようやく、それらしい場所の入口を見つけました。

そこへ続く坂道の入口には、「多摩十三仏 九番所入口 永山阿弥陀堂」という看板が立っています。そうです、ここです。

奉納大乗妙典六十六部供養地蔵

永山阿弥陀堂へ続く坂道を登ってくると右手に、お堂が見えてきます。遠くから見えていた大木があった場所で、その下に共同墓地がありました。

入口に石仏が2体あります。右が享保元年(1716)の六十六部供養塔です。六十六カ国の社寺に法華経を収めることを目的として回国巡礼に出る者を六十六部と呼び、無事に願いをかなえて帰国した時に建てた巡礼の記念碑がこの六十六部供養地蔵です。左にあるのは、詳細不明の地蔵。

永山阿弥陀堂

阿弥陀堂はちょうど修復中で、地元の人間だという大工さんと出会います。阿弥陀如来の本尊と2体の脇仏が祀られているそうですが、この修復のため、吉祥院に預けてあるそうです。

この大工さんからは、裏の共同墓地は、昔からの場所にあること、さらに、この辺りの貸し駐車場はこの堂主が経営していること、また、多摩ニュータウンの開発により、住んでいた地名が変ってしまったことなど、教えていただきました。

永山橋

先程の貸し駐車場の通りに戻り、その先の乞田川に向かって進みます。

乞田川に突き当たり、乞田川沿いに進み、右手に並行している大通りに出てきます。その先にある永山橋を渡ります。
続く