住宅の丘を登る。

新興住宅街の道らしく、まっすぐに丘を登っていきます。この道の左側が住宅街、右側がまだ、開発途中といった感じのようです。途中に、この区画整理事業の許可の看板が建っています。

この開発が許可されたのは、平成元年12月15日。でも、まだ、開発しきれていない様子です。その許可の看板には昔の地図が添えられていました。丘と丘の間にわずかばかりの土地があるといった典型的な谷戸の地形。 来るのが遅すぎました。ぜひとも、昔の風景を一度でも見たかった。

なにやら、入り口が。

丘のてっぺんにたどり着くと、おそらく昔からここで生活をしていたと思われる農家の方の地区があります。その側をたぶん、工事地域に入ると思われる道がありました。

入り口には「行き止まり。犬を連れた散歩はご遠慮ください」と書いてありますが、犬を連れているわけでもなく、行き止まりとなっても良いので、思い切って、入ってみました。今日は休日のせいか、誰もいません。入ってみます。

なんか、気分は良いのだけど

道の両脇はすすきの最盛期。あの黄色い背高泡立ち草の姿は見当たりません。人もいません。ここ、本当に歩いて良いのかしら。本当は、悪いのでしょうけど、好奇心を押さえきれません。どこに出るのだろう。太陽がアスファルトを照り付けます。まるで、夏のようだ。

この道の途中には都市基盤整備公団の長津田地区現場管理事務所がありました。休みの日なので、ここも当然休み。なんで、この道の入り口が開いているのだろう。
続く