佐江戸交差点

歩道がないので、車道にはみ出て歩く。怖い。地元の人は当たり前のように歩く。

佐江戸交差点に出てきます。この交差点は中原街道と横浜上麻生線との交差する所で、佐江戸町の交通の要所。交差点を右折して、横浜上麻生線を進みます。

右折

横浜上麻生線を貝の坂方面に進んですぐ右折。この先、東漸寺へ向かいます。実は、山門に至る参道が中原街道沿いにあったのですが、気づかずに通り過ぎています。

東漸寺は丘の上にあります。坂がきつい。赤い関東八十八ヶ所霊場の幟が立っている入口が東漸寺の入口。境内の左手から入り込みます。

東漸寺

「緑区史資料編第一巻」によると、高野山真言宗、仏法山般若院東漸寺。天平年間(729〜764)、行基菩薩の開基。一旦廃寺となったのを永享12年5月(1440)、智運僧都の再興。本尊、不動明王。

境内の由緒書きによれば、江戸時代の寛永10年〜寛文年間(1633〜1673)、佐江戸城主の竹尾元孝の菩提所。元禄時代には隆生を極め、江戸幕府より朱印5石を賜ったそうです。佐江戸杉山神社の別当でもあります。

文殊堂

本堂の左手に文殊堂あり。「三人寄れば文殊の知恵」の言葉の発祥地。(他にも文殊堂のある所では、同じ事が言われていると思いますが。)

本尊は、もちろん、文殊菩薩。行基菩薩の作(これも同じ事が言われている事ですが)。天平16年(744)のものらしい。信じられませんが。この文殊菩薩は、知恵の仏様として信仰されています。
続く