横浜上麻生道路を歩く

そのまま、市が尾駅方面に向かえば、最短のコースになりますが、川和町内では歩道が殆ど無い。

地元の人が歩いているのを見かけない。どうやら、この道をできるだけ避けて、裏の路地を歩いているようだ。

下市ヶ尾交差点

横浜上麻生道路に出てきた事を後悔しながら、鶴見川に戻ろうとしますが、戻る道はしばらく現れません。

やがて、市ヶ尾町と川和町との境に当る下市ヶ尾交差点を左折します。

東明寺跡付近

鶴見川に架かる天神橋までやってきました。「鶴見川沿い歴史散歩」によると、この北八朔側に天神様が流れ着き、その天神を祀ったことがあったそうです。昭和30〜40年に耕地整理が行われ、その天神は十二神社に合祀されてしまったそうです。天神橋はその後に作られました。

「川和」によると、その途中に東明寺があったといいます。東明寺は八幡神社の別当でしたが、大正13年、関東大震災で倒壊し、東福寺に合併されました。墓地だけが残っているそうですが、見つける事ができませんでした。場所は、川和2538番地である事が手がかりです。

東名横浜青葉インター

東明寺跡付近から、市が尾駅方面に一本の農道が続いています。なにか、雰囲気が良さそうに思えたので、鶴見川沿いの道に戻らずに、この道を進んでみる事にしました。

しばらく進むと、目の前に田園風景が広がります。期待していなかったものだけに嬉しい。左前方の対岸にある東名高速道路の横浜青葉インターのループ橋が近づいていきます。
続く