住宅地

その先は、住宅地の中を進みます。狭いながらも、道の両脇に歩道が付いています。

道沿いには、畑が残り、梅が咲いています。2006年の冬は寒く、梅の開花が遅れ、3月の半ば近くで、ようやく、満開になってきました。

小さな交差点

住宅地の中を進むと、小さな交差点があります。後で戻ってくる事になる交差点です。まずは、直進します。

この先の道は、芳賀善次郎著「旧鎌倉街道 探索の旅 中道編」によると、成瀬から長津田へ続く旧鎌倉街道に当たるそうです。

東橋?

その先にある、現在は小川地区の排水路としてのみ機能している小川都市下水路を渡ります。そこに架かる橋名がわかりません。地図を見る度に、橋名を見ますが、書かれていません。

以前、成瀬を訪れた際に、参考にした中里猪一著「義民・原嶋源右衛門」によると、「東橋:現在の処理場西側で、区画整理で少し位置が移動したが、長津田原町田を往来する(鎌倉古道)重要な橋で古くからあった。南成瀬7・8丁目の境になる。」

下水道処理場前

橋を渡り、少し進んだ先にある町田市の下水処理場の門の辺りから南成瀬8丁目、即ち、東光寺地区に入ります。

このように境界が橋とずれている所を見ると、開発で川が移動し、そこに架かる橋も移動したために、橋名がはっきりしない理由となってしまったのでしょう。
続く