広福寺入り口(反対側から)

住宅地の中の坂道を下ってくると、左手に広福寺が見えてきます。

寺の前の坂は、くらやみ坂。昔、尾の坂が両側から生い茂る木々に陽光を遮られ、昼なお暗い坂だったことから、土地の人々は、ここをくらやみ坂と呼んできました。(川崎歴史ガイド津久井道と枡形城址より)

広福寺(川崎市多摩区枡形6-7-1)

武州稲毛七福神の6つあるお寺のうち、ようやく2つ目。真言宗、稲城市坂浜にある高勝寺の末寺です。福神は大黒天。ガイドによれば、寺の名「広福寺」にちなんで、「福を生み出し、福を広げ与えるという」ということからとの事。

枡形城主であった稲毛三郎重成の居館があったとされています。門に稲毛領主、稲毛館跡という看板が掲げられています。境内にある重成の墓とされる五輪の塔を探しましたが、見つけられませんでした。

くらやみ坂を下る

広福寺を出て、次の盛源寺へ。再び、生田緑地を通り、向かうことにします。すでに時刻は15時。急がねば、なりません。

くらやみ坂を下ります。踏切前に出てきます。若い学生達の列が駅方面へ、切れ間無く、続きます。学生達の進む方向と逆に進みます。

専修大学方面

踏切前から専修大学方面に進む。学生達の列は、途切れることなく、やってきます。御喋りのうるさいこと。静かになりたい。

確か、この辺に天神社があることになっています。道の右側にあるらしい。そこに逃げ込むことにしました。
続く