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登戸駅より出発小田急線の複々線化に伴う駅改良工事中の登戸駅から出発します。登戸駅から「長尾の里めぐり」の出発地、宿河原駅までは、多摩区の散歩道「ニヶ領用水宿河原コース」を利用する事にします。気温は約13度。季節は晩秋に差しかかっています。当時、南北自由通路は工事中でしたが、現在では供用されているはずです。時間に余裕があれば、多摩区役所の受付で「多摩区ガイドマップ」、「多摩区お宝散策地図」、「かわさきのみどり遊歩道ガイドマップ」をもらっておきましょう。 |
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宿河原1丁目交差点駅前の多摩沿線道路を南へ進み、多摩川に出ます。完成間近の川崎市立多摩病院の前ですでに地名は、既に宿河原となり、その先の交差点を左折します。宿河原の地名の由来は「川崎地名辞典」では、街道が通って宿があったという証拠は何も無いため、宿のあった河原説は否定されています。それに対して、吉田兼好の「徒然草」に登場する師匠の敵討ちをしたという「ぼろぼろ」、つまり「河原者(夙)」の道場があった河原、即ち、夙河原が由来とする説、又、地形からのもの、低湿を意味する「シュク」、「ジュク」の河原が由来とする説が紹介されています。 |
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二ヶ領せせらぎ館道の左手に、二ヶ領用水の宿河原取入れ口が見えてきます。その奥に、二ヶ領せせらぎ館がありますが、月曜日ということでお休みでした。トイレだけは利用する事ができます。野鳥がいるようで、それを狙うカメラと三脚を抱えた中年の男性がいます。 |