宿河原堰堤

船島稲荷神社のすぐ脇には多摩川が流れています。この周辺には、約15年位前に来た事がありますが、その時は、こんな立派な堰堤では無かったような。堤防に寝転んで、のんびりと、多摩川を渡る小田急線を眺めていた記憶が残ります。登戸方面に進むと二ヶ領せせらぎ館前に戻ります。

舟島人道橋

この先、宿河原取入れ口から始まる二ヶ領宿河原用水(以降、宿河原用水とします)に沿って進む事にします。手前の道路を渡る際には、十分に注意しましょう。交通量が多いので、先程の宿河原一丁目交差点まで戻り、横断歩道を渡った方が安心です。

この先、宿河原用水用水沿い約1km強に渡り、桜並木が続いています。川崎地名辞典によれば、「昭和35年(1960)、二ヶ領宿河原用水沿い(宿河原取入れ口〜園芸試験場(現、緑化センター))に、桜450本植えられる。その後「宿河原堤の桜」として観桜の名所となる」とあります。

船島橋

宿河原用水に沿って進みます。親水にはなっているものの、この辺りの用水沿いに続く親水路は、途切れ途切れ。用水には橋が架けられています。この付近は、昔からの地名が船島なので、船島が橋名に付きます。ですが、船島(ふねしま)橋と先の舟島(ふなじま)人道橋とは、橋名も読みも微妙に違います。

「川崎の町名」によると、船島とは、「渡しの舟だまりだったからとか、島の形が舟の形に似ていたからなどといわれていますが、確かな事はわかりません。」とのこと。
続く