庚申塔

交差点の角に、この道が古道であることを示す庚申塔があります。左、安政7年(1860) 右、元禄15年(1702)。

泉区のホームページによれば、左の小さい方の文字庚申塔は「南ふじ沢道 北八王子道」と道標でもあった様。また、これは戸塚から白百合経由の大山道があったことの証拠ともあります。

宮ノ前公園

交差点の右手には、宮ノ前公園。その名の通り、御霊神社の門前にあることからの地名の公園のようだ。

道に歩道が無いので、公園内を通り抜けるような感じ。

鳥居が見えてきた

宮ノ前公園が終わり、通りを北へ。ご覧のように、歩道が無いので、道の端を歩くことになります。

やがて、前方に鳥居が見えてきます。中田の鎮守、御霊神社です。この地域もかつては、旧鎌倉郡であった事を思い出させてくれます。

泉区最古の庚申塔

鳥居より先の参道は、森が鬱蒼としていて、まさに鎮守の杜にふさわしい。参道の中程にあるこの庚申塔は、泉区内最古の寛文6年(1666)のもので、正面と右面、左面に三猿がそれぞれ配置されている珍しいもの。

背後にある弁天池は宇田川(村岡川)の源流との事。
続く