ふくろうの道が合流してくる

通路は、丘に沿って続きます。

住宅の庭先のような所をかすめて、進みます。道が細くなります。

南口

目の前に橋が見えてきます。今いるのは、川のような場所です。

左手に見える階段を登り、蓮生寺公園の南口から出ます。目の前の橋を渡って、公園名になっている蓮生寺の薬師堂に向かうのですが…。

薬師堂

残念ながら、薬師堂の門は固く閉じられています。理由はわかりません。この先の長池公園で手に入れた「ぽんぽこかわら版NO.41」によると、この薬師堂は、1995年に火災により本尊ごと焼失しました。そのためかもしれません。

「新編武蔵風土記稿」によると、かつての別所村は、この蓮生寺薬師堂があるところから、そう呼ばれるようになったとの事。それゆえ、古いことは確かです。慶安5年の記録が残っているそうです。

蓮生寺本堂前

薬師堂前から蓮生寺の本堂に至る道を進みます。本堂に至る階段に、ロープが張ってあり、薬師堂同様、参拝者を歓迎しない模様。

「新編武蔵風土記稿」によれば、曹洞宗、由木山蓮生寺。開創はとても古く、東鑑に寿永元年(1182)に天台宗の僧と思われる円浄坊が開創とあります。円浄坊は、源義朝が帰依していたので、その息子の頼朝も厚く遇したとあります。薬師堂の別当でもありました。蓮生寺前の道を西へ進みます。
続く