谷戸に出ました。(振り返る)

先ほどの道を進むと、左手に、「立ち入り禁止、発見次第、罰金1万円」という恐ろしい看板が出現します。ちょうど、この右手の森の入り口。当然、そこに入らず、地図に載っている道を歩くと、こんな場所に出てきました。歩いたのは、左側のちょうど、あぜ道のようなところ。この頃には、前方にある何かの施設裏に出てきたことに気づきます。

その施設は、万寿の森といういわゆる老人ホームでした。つまり、その施設の敷地に入ってしまったことになります。私が歩いたのは、相田みつを“心の散歩道”の一部だそうで、 途中、確かに相田みつをの詩の石碑が建っていました。恐縮しながら、この施設の門から出て行きます。

アップダウンが激しいです。

万寿の森を出ると、東急嶮山(けんざん)スポーツガーデンの前に出ます。あざみの駅前から続く、つまらない道を歩いていくことにします。

この辺りは、最近の町。昔の匂いはほとんど、感じられません。道のアップダウンだけが昔の面影をとどめています。どこか、アメリカの西海岸の景色に似ているようなそんな気がします。

神社を発見

そんな中、こんな風景にも出会えます。御嶽神社です。結構、立派な神社でした。江戸時代の石碑「見ざる、言わざる、聞かざる。」の三猿の庚申塔があったりと、歴史を感じさせてくれます。このあたりから、すすき野団地が見えてきます。

ここで、地図を広げ、どこを通ろうかと考えています。すすき野団地を通り、王禅寺という王禅寺の名の由来となったと思われるお寺を目指します。
続く