横浜市へ入る

そのうちに横浜市栄区長尾台町に入ります。

あの上杉謙信の祖先である長尾氏の発祥の地とのことです。そういえば、上杉謙信となる前、長尾景虎ですね。その長尾氏は、通説によれば、鎌倉権五郎景政の玄孫(やしゃご)の景弘が長尾に移り住み、長尾次郎と称し、長尾氏の祖先となりました。

長尾台けやき公園より

途中、右手に公園があったので、滑り台の上から、その先に見えてくる丘の方向を撮影。「栄区郷土史」によれば、鎌倉道のルートがその丘を通っています。丘の頂には塚があるらしい。

「横浜の町名」によると、長尾台町の由来は、その長尾氏が字、台に住んでいたことから、長尾台と呼ばれたとあります。でもこれでは、鶏と卵の関係。おそらく、丘の尾根が連なっている様子から、長尾となったのではないでしょうか。

ビニールハウス

その西側に続く丘に沿って進みます。急な丘に沿った地域は長尾台急傾斜崩壊危険区域に指定されています。

道沿いは大きな農家とアパートのある住宅地とビニールハウスの生産緑地とが入り混じった郊外の雰囲気。

怪しげな階段

その丘のほうを見ていると、道の奥の方に階段が続いています。その先には、寺があることになっています。

左の階段の先が長谷寺。なんだか、鎌倉っぽい。右の階段の先は民家です。その住民らしき人が降りてきます。
続く