旧向ヶ丘遊園

右下には旧向ヶ丘遊園の敷地が眺められます。この辺りは駐車場のようです。工事の車両が停まっています。

左手に谷があります。分かれ道の所からもう一本、道が谷に降りているけど、行けそうに思えません。

向ヶ丘遊園の敷地終わる

旧向ヶ丘遊園の敷地を示す柵が終わります。柵沿いに向ヶ丘遊園まで降りてみようかと思いましたが、あまりの急斜面にあきらめました。

さらに奥に進みます。

神社が見える

祠が右に見えてきました。こんな所になぜあるのだろう。

この場所は、東生田地区ではなく、多摩川沿いにある宿河原地区で唯一の丘陵部分です。地図で見ると左手の東生田地区と右手にある旧向ヶ丘遊園の長尾地区の間に割り込んだ形です。

富士浅間社

調べてみました。「川崎地名辞典」には、宿河原村の社寺に、新編武蔵風土記には「富士浅間神社:村の坤にあり、小祠なり、長福寺持。」とあり、跡地不詳、宿河原2丁目の西南端部の山の手で、もと宿河原1番地の所と推定されるとあります。

「川崎の町名」には雪ヶ坂のある丘の頂に、文化4年(1807)の銘のある浅間様の石の祠が2つ祀ってあります。ここでは富士浅間講が行われ、富士山に登拝できない人々がここにお参りしますとあります。
続く