18きっぷでビンボ～旅行(2日目)

1日目の方がネタ的に長いので、1日目の松本駅からの続き。
松本で篠ノ井線の長野行き各駅停車へ乗車。
この頃には既に日が落ちかけていて、姨捨駅に到着する頃には前回と違って
綺麗な夜景が見える時間です。
乗車する電車は、首都圏ではめっきり見なくなった国鉄時代の近郊型電車113形電車に耐寒・耐雪構造と勾配対策を
施した115形の 信州色の3両編成の電車です。
本当は三脚持って姨捨駅で一度降りて写真を撮れば良かったんですが、
夜行で一睡もしていないので今回は車窓だけを見ることにしました。
疲れてたので姨捨駅までウトウトしてたのですが、ちゃんと姨捨駅で起きることができ、
前回の夏に訪れた時の善光寺平の絶景とはまた違ってとても綺麗な夜景でした。
今度訪れた時は是非降りてみようと思います。
でスイッチバックして電車は長野へ向かって発車したわけですが、
それからまたウトウトして気が付いたら篠ノ井駅に着いてました。
ここからは流石に起きて窓の外を眺めていましたが、10数分して長野駅に到着しました。
長野駅に到着し、 長野電鉄の元小田急10000系ロマンスカーの
ゆけむりを見に行きたい所でしたが、既に18時30分を過ぎていたので、
止めておいてネットで予約しておいたビジネスホテルに向かう事にしました。
本当は温泉旅館に泊まりたかったのですが、駅から近くて良さそうな所が無く、
ビンボ～旅行と言う事で、旅館に滞在する時間も限られて来るので、
この辺りは夏の旅行と同じく割り切りました。
ホテルに入り部屋のベッドで暫らく爆睡し、腹が減ったので外出して近くのお店に入って
信州アルプスの牛を使ったステーキを食べましたが、
ちょっと高めでしたがやわらかくて凄く美味しかった。
お腹も一杯になり外も寒いのでまたホテルに戻り、お風呂に入りに行きました。
このホテルの良いところは白馬から運んできた温泉を使っているところで、
とても良い感じでした。
でまぁ、1日目はこんな感じで終わり、その日は流石に疲れているので爆睡でした。
2日目、起きたら外は少し雪が降っていました。
お風呂は朝もやっているという事で、早速お風呂につかりに行き、
無料の朝食バイキングを頂きました。
朝食のバイキングは無料の割に洋食和食でベーシックな食材は一通りあり、
これもお風呂と同じく大満足でした。
スーパーに行っても売り切れ中の納豆もちゃんとあったりして、少し感動。
結局あるあるの内容はインチキだったりして、直ぐに納豆不足は落ち着くと思いますが(W

このビジネスホテル、あえてホテル名は上げません。
まぁ、じゃらん等のサイトを見ると探すと直ぐに分かると思います。
比較的安い割に立地条件も良く、サービスも良いのでとてもお奨めです。
自分も大満足だったので、コメントを投稿しておきました(W
その後ホテルを出発して向かったのが、善光寺です。
その日は日曜日でなるべく早く自宅に着きたいので、ネットと時刻表を
駆使して高速でプランを練りましたが、 中央本線で帰ってくると乗り継ぎが悪く、
凄い時間が掛かるという事で、しなの鉄道で軽井沢へ出て軽くショッピングをし、
JRバスで横川へ出るプランにしようとしましたが、これもかなり時間が掛かるので、
もう全て諦めて、 ビンボ～旅行の名に恥じる、長野新幹線を使うプランに決定しました。

前回来た夏の旅行の時も善光寺には向かったのですが、
既に日が陰った時間でしたので、 とりあえず拝むだけでした。

今回は、時期的に御印文頂戴をして頂ける期間と言う事で、
列に並んで順番を待ちました。
御印文頂戴とは、善光寺の公式サイトにも載っていますが、
「御印文」を、僧侶が参詣者の頭に押し当てる儀式です。
ここで僧侶は時間毎で交代するわけですが、年輩の僧侶に比べ、
若い僧侶の御印文頂戴の処理スピードの速いこと速いこと。
実に3倍の速さで参拝者を裁いている感じで、 まさにシャア専用的な
感じでしたが、極楽往生の具合も1/3になったらちょっと嫌だな～と不謹慎な
事を考えつつ、お戒壇巡りの場所へ向かいました。
このお戒壇巡りは真っ暗な回廊を巡り、極楽の錠前に触れ、
往生の際お迎えに来ていただけるという事なのですが、
本当に真っ暗でちょっと怖かったです。
でもまぁ、善光寺を訪れた際には是非入ってみる事をお奨めします。
その後境内を一通りまわりました。



そろそろいい時間になってきたので、100円バスに乗り長野駅へ向かう事にしました。
この100円バス、5分～10分おきに出ているのでとても使いやすいです。
前回訪れた時は、長野電鉄を使い善光寺下から善光寺に向かいましたが、
バスに比べて高いし、上り坂だしかなり失敗しました。
ただ、前回は長野駅へ帰るのは徒歩で戻りましたが、時間に余裕あるなら、
長野の町並みを楽しむためにも帰りは歩いて帰ると良いと思います。
長野駅に到着後、乗車券と特急券を購入し、新幹線｢あさま｣に乗り込みました。
長野～高崎間で4500円程度と高めですが、しなの鉄道とJRバス、信越線を乗り継ぐのに比べ、
1/3～1/4程度の時間で高崎駅へ着くため、ここはショートカット実行です。

ただし、ちょっと物足りないのでおぎのやの峠の釜めしを購入し
あさまの車内でいただく事に。


これがまた美味しくて凄く好きなんですよね～。


18きっぷで遅い在来線各駅に慣れた感覚だと、新幹線超はぇ～って感じです。
凄い速さで山を下っているのが分かります。
ただ、長野新幹線ってトンネルばかりなので車窓的には余り面白くないですね。
ちなみに長野から高崎まで40分程度でつきます。
それでまぁ、釜めしを食べて暫らくするともう高崎。
高崎からは18きっぷを使い、湘南新宿ラインに乗車。
こちらも新幹線には敵いませんが、かなりの速さです。
長野から横浜まで合計3時間半で到着と、乗り継ぎも良くて
いい感じに戻って来れました。
これが中央本線で帰ったのなら、7時間以上掛かるので楽だなぁ～と感じました。
何せ前回の旅行では中央本線で帰ったので。