ジーンズのデブ穴補修

普通の人がジーンズを穿くと一番先に弱ってくるのは大抵膝とかポケットだと思いますが、 デブがジーンズを穿いていると一番先に弱るのが股の部分。 散歩が好きだったりすると、両方の足の肉の圧力で毎回摩擦が起こるので、デブ穴が真っ先にあいてしまうわけですが、 私も昔は標準体型でしたのでデブ穴なんかあかなかったのですが、最近は新しいジーンズをおろしても、 ものの1年もしないうちにデブ穴があいてしまうようになった次第。 デブって健康にも良くは無いから痩せたいんだけど、白米が好きだとなかなか痩せられない。 最近流行の990円等の安いジーンズならそのまま捨てれば良いし、逆にビンテージ物なら修理業者に頼んで修理するわけですけど、 私が中学生の頃から穿いているのは常に現行版のリーバイス501。 何故か、私の中ではチャック部分がジッパーのジーンズは不便で、ボタンフライのジーンズが逆に便利と言う摩訶不思議な状態。 しかも、501に採用されているジーンズの生地は洗濯すると縮んで、 穿くとフィットすると言う防縮加工なんかしていないジーンズが逆にサイズのツブしが効くから、 多少肥が進んでも穿けてしまう便利さ。 しかしまぁ、現行品の501は大体5000円~12000円程度のジーンズですので、デブ穴があいたから捨てるのも忍びないし、と言って修理に出す程でもないレベルのジーンズ。 のび太君の洋服みたいに、各サイズで豊富に取り揃えてあるものの、その殆どが色落ちが良い感じになっているのに夢半ばで不幸にもデブ穴があいてしまったものばかり。 となると、「Do it yourself」の精神で何とか直してしまおうではないかと計画して早速情報収集してました。 このように、太っても痩せても良いように各サイズ一通りあります。 かなり摩擦で薄くなり、もう直ぐエアインテークが出来上がり、 驚愕の冷却性能を実現できそうな具合だが、みっともないのでそのままでは穿けないw 情報収集を進めて行くうちに、効率良く修理するにはミシンは必要と言う結論に達し、 ミシンの型を吟味してみましたが、一番安い電子ミシンを買うより、 +5000円出してコンピュータミシンのエントリーモデルの方が良いかなと思い、 brotherのMS201というコンピュータミシンで一番下のモデルを購入。 本来、ジーンズのような硬い素材を縫う場合、このような家庭用では無く業務用や工業用のミシンにすべきなのですが、 まぁ無茶をしなければ何とかなりそうだし、モーターのトルクの無さは知恵と試行錯誤でカバーすることにします。 2chのスレッドによると、brotherよりもジャノメとかの方がモーターのトルクが高くて良いみたいですが、既に買ってしまったのでこれを使います。 家庭用のミシンは低価格と高機能を両立するためにあらゆる部分でコスト削減で原価を削っている為、耐久性とか縫いの品質とかあんまり期待できなさそうです。 この辺り、カメラと同じような感じなのかな? コンデジの方が便利余計な機能満載で初心者には魅力的だけど、静止画の品質では一眼レフに足元にも及ばないと。 ミシンも工業用とかは直線縫いしか出来ないけど、質実剛健で耐久性も高く高品質でパワフルに縫えると。 ミシンなんて小学校の家庭科の授業以来だけど、操作説明のDVDビデオなんかも付いているから、全然楽に使えそうです。 ついでに、いろいろ修復グッズを購入してきました。 DAISOで買えるものはDAISOで、その他はユザワヤで買ってきた。 写真以外にも、熱で接着するテープとかも買いました。 とりあえず、裏に熱で付く布をアイロンで貼り付けます。 裏から貼り付けることで形が安定します。 このままでも良さそうな気もしないでも無いのですが、 この状態だと穿いて少し摩擦をかけただけで剥れてしまいます。 そのために裏にテープを貼った所を、ダダダーと表からたたき縫い。 直線縫いの2.5mm間隔で縫ってみましたが、穴が大きい所はジグザグ縫いします。 ちょっと色とか縫いの具合が素人臭いが、これから思考錯誤して腕をあげていきます。 これはフィリピン製の501ですが、結構良い具合に縦落ちしていたりします。 今は亡き、アメリカのリーバイスのバレンシア工場製の501よりも良い具合なんだけど、 使っている生地を縦落ちする生地にでも変えたのかな? 多分コーンミルズ社製の縦落ちする生地使っているんだと思うけど、 ベースと言うかコンセプトは昔から変わらないけど、購入時期によって個体差が凄く大きいのが501の魅力なんだよなぁ。 ただ、最近は惰性で穿いている気がしないでもないですけどね。 しかし、もう少し丈夫な素材使って欲しいのですが、先ずは自分が痩せないとな・・・www

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