最近はかなり晴天の日が続いたお陰で、バジルが良く育ってきました。 という事で、一番先端部分を少し収穫してモッツァレラチーズにのせて、 ペッパーとオリーブオイルを掛けて食べました。 と言うのも、去年までは丁度良く成長してきた時期に、ベニフキノメイガが 卵を産み付けられて、新芽の部分を食い荒らされて、酷い目にあったので、 今年はしっかりとカバーをして育ててきました。 私的には余りリターンの旨味が無いような植物は育てたくなく、 そういった野菜やハーブはプロが作った物をスーパーで買う方が良く、 育て易いけど、市場に出ている数が少ない理由で値段が高いハーブを 育てていて、バジルの他にクレソンも育てていたわけですよ。 新百合ケ丘のオーパの地下の店で、半額で売っていたクレソンを買って少し残しておいて、 水耕栽培で根を出してから、水捌けの良い土を作って植えてみたら、 かなり豪快に育ったわけですよ。 流石にクレソンは繁殖力が凄いので、素人でも多少の知識があれば育てられるわけです。 それが、今年の春から、小さな蛾やナメクジに目を付けられて かなり強烈に食われて、葉っぱが全て無くなり、光合成出来ないので枯れてしましました。 途中で暫く食べる事を諦めて、市販の農薬スプレーを撒いたら逆効果でした。 このクレソンにたかった蛾の名前は、小菜蛾と言う名前で、 世代交代が異常に速いため、かなりの種類の農薬に対して耐性を獲得しているそうです。 だから、余り考えなしに農薬を撒くと、小菜蛾の天敵であるクモやゴミムシだけを死滅させて、 小菜蛾だけ残るという最悪の環境が出来上がるわけです。 もうそうなると、小菜蛾にとっては天国、私が毎日幼虫を探して退治したところで追いつくわけも無く、 無残な状態に枯れてしまうわけです。 という事で、結論は蛾が飛散して卵を産み付けられるような場所での栽培は、 必ず網を掛けておいて、蛾に目を付けられないようにするのが一番のようです。