先週の金曜日、朝っぱらから田園都市線が市ヶ尾駅での人身事故で電車が止まってた。 駅に着いたら大勢の人が改札にいるのでその異変に関して直ぐに理解できたのだが、 実はその2日前の夜もつきみ野駅で人身事故が発生してたりして、更にその日は合計6件の人身事故が発生してて、 ボーナスの結果に嘆いて衝動的に飛び込んでしまった人もいるのだろうか? 自分はボーナスで無理してローンを組んだりはしていないけど、ボーナス目当てで家とか買っている人もいるだろう。 人身事故の嫌な所は誰にもそのストレスを当てられない所だと思う。 飛び込んだ本人だって言わば社会の被害者だったりする場合もあるだろうし、勿論鉄道会社に非がある訳でもない。 現場で働いている人なんて事故処理もしなくちゃならなくなるし、自己中親父に罵倒されたりする。 その人身事故を減らす為に、ホームドアの設置とか踏み切りの立体交差等、安全に対してコストを掛けるに越した事は無いけど、 鉄道事業と言うのは基本的には儲からない。 慈善事業じゃ無いから儲からなければ投資は最小限にしないと潰れてしまうし、本当に難しい問題だと思う。 インフラ整備だけでは利益が出せないので、そこにコンテンツを追加する事で相互関係を築いて上手く行ったりするわけだけど、 例えば東急なら未開拓地域の多摩田園都市に、鉄道を引くのと同時に先に土地を購入して地価を上げてから住宅を販売する事で大きな利益を出してきたし、 携帯通信会社大手のドコモもインフラと共にi-mode等のコンテンツを追加する事で莫大な利益を出してきた。 前者はシミュレーションゲームの「A列車で行こう」でもやると良く実感出来ると思う。 そう言う対となるコンテンツを用意出来れば越した事は無いんだけど、地方の鉄道とかはそもそもそういった物が皆無だったりする。 1社でインフラを維持するのに比べて、鉄道を廃止してバスに転換すれば道路と言う共有のインフラが使えて維持コストが大幅に下げられて 上手く行きそうに見えるのだけど、バスは時間が不正確で路線等もわかり難いし、運賃も結局の所上がってしまう。 鉄道からバスに転換して上手く行っていると言う話は殆ど聞いた事が無いし、結局延命に過ぎない場合が多い。 地方は車社会と言ってしまえばそれまでなんだろうけど、2本の鉄のレールで繋がれていると言う安心感は何事にも変え難い。 鉄道インフラは、無くなってみて初めてその大切さに気がつく場合が多いと思う。 一度無くなると後戻りは出来ないから、現存する路線が少しでも売りとなるコンテンツが見つかり赤字が解消し維持され続ける事を祈るばかりです。 そういえば国鉄末期の北海道とかって、営業係数4000近い路線とかあったんだっけな? 100円の利益を得るのに4000円掛かるってそりゃ幾らなんでも厳しいよな。 まぁ、営業係数と言う数値も実は規模であてにならなかったりするんだけどね。 何かかなり話が脱線しているので元に戻すと、長津田~中央林間の間で普及したので、何とか長津田まで出て横浜線に乗り換えたのだが、 このまま新幹線に乗れば時間に間に合うので、新横浜から新幹線に乗り換えた。 自腹だが、たまにこういう事するとわくわくするのでまぁ良しとw 車内少し湿度が高くてレンズが曇ってしまってた。 新横浜から東京方面は速度規制で110kmしか出さないけど、東神奈川に出るより距離が短いので11分程度で品川に着く。 今回乗車したのは、700系のぞみです。 下りホームにはN700系がとまってました。
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