自宅鯖をやっていると常に気になるのが、サーバの消費電力。 通常のデスクトップ用途のような使い方なら、余りシビアにならなくても 大丈夫だと思いますが、何せ24時間連続稼動故に、時間辺りで少しでも減らせれば大きな 効果を生みます。 高クロックのPentium4/Dをサーバに使った場合、地球環境もそうですが 電力会社からの請求額もちょっと気になるところです。 私の場合は少しでも消費電力を落とす為に、C3と言う4年前位のVIA製の 低消費電力低性能(特に浮動小数点演算の性能)なCPUを使っていまして、 更にメモリのモジュールはPC133の256を1枚のみ、ハードディスクは1台、 光学系ドライブはインストール時のみ使って取り外し、FDD無し、VGAオンボード(メモリ割り当ては最低の2MB)、 LANオンボード(メインサーバのみ)、と結構徹底しておりまして、 実際24時間動かしてても、殆ど気にならないレベルに収まってます。 まぁ、2.5inchのHDDやフラッシュメモリ等を使うともっと落とせると思いますが、 イニシャルコストとランニングコスト間で釣り合いをとって、そこまではやってません。 性能的にもそこまで負荷が掛からないと言う事と、GUIを使わずに外部から SSHとWebminで管理している為、特に問題ないパフォーマンスが出ていると思います。 で、買ってから放置してあった、ワットチェッカーという消費電力を手軽に測るスーパーアイテムを 今回実際にはどの程度食っているのか、再構築ついでに測ってみる事にしました。 今回測ったのは、メインで動かしているサーバです。 ちなみに下記のスペックです。 CPU:C3-800MHz Ezra Memory:PC133-256MB-CL3 HDD:7200rpm 80GB Motherboard:TUSI-M(SiS630ET) LAN:Onboard VGA:Onboard POWER:AOpen FSP145-60SA BB ソフトウェアスイッチゆえに、スイッチOFFで電源を差し込んだままだと3W消費してます。 BIOS起動時は50W程度までいきます。 OSが起動してディスクにアクセスしていると40W程度。 負荷をかけた時も、大体40?50W位だと思います。 ちょっと暗めの裸電球程度。 そんでもって、起動して何もしていない状態。 これらを見る限り、かなり低消費電力だと言う事が分かります。 電源の容量に対して消費電力が低い為、多少効率が悪いのですが、 あんまり追求しても仕方無いのでこの辺で止めておきました。
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