久しぶりにミラーレスを購入したのですが、
4K30Pの動画を安定して撮影するには、それ相当の書込み速度のメモリカードを使う必要があります。
NANDフラッシュメモリの相場が暴落しているのも有り、早速秋葉原に行ってSanDiskの平行輸入品を買ってきました。
SanDisk製のMicroSDXCを家電量販店で買うとかなり割高なので、私は何時も秋葉原へ行って買っています。
当然ながら家電量販店で売っている製品とは保証が異なりますが、結局SDカード等のフラッシュメモリが消えると、
データ復活させるのに相当なコストが掛かるため、データが消えても良いように自衛するかわりに1/3程度の価格で
買える方が嬉しいわけですよ。
ちなみにSanDisk Ultra128GBの80MB/sのモデルは税込み1599円と驚きの価格で売っていたので、
複数枚買っています
SanDisk Ultra128GBの100MB/sは以前購入していた物ですが、
現在は秋葉原だと税込み2000円程度で売っています。
GREEN HOUSEのGH-SDMRXCUB128Bは
Read:80MB/sのWrite:20MB/sの性能のMicroSDXCカードですが、
以前購入していたブツで、これも自宅で放置プレイされていました。
しっかりとしたケースに入っているのでお得感がありますね。
SanDiskの場合はケース入っておらず、そのままパッケージされていますからね。
PanasonicのGX7MK2で撮影できる4K30Pの動画のビットレートは100Mbpsですので
ビットをバイトに換算すると、12.5MB/sの書込み性能が要求されます。
つまりこの速度以上で書き込めるメモリカードを使用しないと、
途中でカメラのバッファが溢れて動画撮影が出来なくなるわけですね。
本来は4K30Pに対応している、Read:160MB/sでWrite:90MB/sのSanDiskのExtremeのみを使えば安心なんですけど、
SanDisk Extremeは並行輸入品でも高いw
高いと言ってもMicroSDXCの128GBが2019年5月2日の秋葉原では
税込2820円で買えるので気にするレベルでも無いのですが、
可能であれば税込1599円で入手できるSanDisk Ultraの方をメインにしたいw
ちなみに、SDカードとMicroSDXCカードでは、MicroSDXCカードの方が2割程安かったりします。
これは単に流通量や生産量の違いにより、MicroSDXCカードの方が安いのだと思いますが、
金属の接点が1つ増えるだけで、大抵中身は同じなのでMicroSDXCカードを買いました。
話は戻りますが重要な場面の動画撮影はExtremeを使い、普段は安いUltraを使ってコスト削減可能なのか
トランセンドのUSB3.0のカードリーダ、TS-RDF5Wを使いR/W性能を確認してみました。
今回用意したSanDiskのMicroSDXCの128GBの3枚に加え、試しにGREEN HOUSEのカードも計測してみることにします。
使用したパソコンは、LenovoのThinkCentre M700 TinyでCPUはCeleron G3900Tを搭載している、
Windows10Proのモデルで、メモリは4GBから8GBに拡張しています。
①SanDisk Extreme 128GB A2
READ 160MB/s Write 90MB/s
公表値ではシーケンシャルリードが160MB/s出るのですが、恐らく使用したSDカードリーダTS-RDF5Wのボトルネックでしょうかね。
偽物のカードでは無さそうですので、160MB/s出せるカードリーダが欲しくなりそうです。
②SanDisk Ultra 128GB A1
READ 100MB/s
Extremeと同じでシーケンシャルリードはもう少しでても良さそうですが、
これもカードリーダがボトルネックなんでしょうかね。
驚いたのは、シーケンシャルライト、これだけ速度出ているのならExtremeと大して変わらないじゃんw
③SanDisk Ultra 128GB
READ 80MB/s
秋葉原のTokkaバザールさんにて、税込1599円で売っていた
超絶格安のカードですが、意外にもなかなか大健闘w
個体差は有るのかと思いますが、今回購入した個体は当たりですね
しかし、これだけシーケンシャルライトの速度出るのなら、
普通に4K30Pの動画撮影用に使っても問題無さそうです
後ほどGX7MK2で4K30Pの長時間動画撮影に耐えられるのか試してみます
④GREEN HOUSE GH-SDMRXCUB128G
READ 80MB/s Write 20MB/s
GREEN HOUSEのMicroSDXCもかなり大健闘で、
SanDisk Ultraより微妙に高い性能を叩き出しています。
総括
長時間録画の保証は有りませんが、これだけシーケンシャルライトの性能が高いのであれば問題無く使える
一般的に、CPU等の1枚のシリコンウェハから切り取った半導体は、
個体差が有るため、良い個体はハイエンドに採用され、
普通の個体は一部機能を殺してミドルレンジに投入、
ダメな個体はローエンドに投入されたりしますが、
NANDフラッシュメモリもCPUのそれと同じような感じがします。
最近のNANDフラッシュメモリの製造技術が上がり、
殆どの個体である程度の速度が出るが、
ハイエンドとの価格差を付けるために、
敢えて低い公表値を出しているのかと推測できます。
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