日帰りで白馬(前半戦)

たまたまジョルダンの18きっぷ検索をしてみたら、最寄り駅の始発電車に乗れば、
上手い具合に松本や長野に到着出来る事が分かり、チャットを3時で切り上げたもの
興奮して一睡も出来ないまま起床予定時刻の4時半になった。
何で旅行の前夜とかって興奮するんだろう。
それは多分、未知とか新鮮な出来事が多いからだと思う。
そして未知な出来事が多ければ多いほど時間の進み具合と言うのはゆっくりに感じる。
歳を追う毎に時間が進む感覚が早くなっている気がするが、
これはそういった未知との遭遇が少なくなって、
定型的な作業が多くなり、それを毎日繰り返すからだと言う話もある。
そんな事は置いてといて、4時半に起きて5時丁度に家を出た。
長津田で18きっぷに日付を入れてもらうのだが、この時間帯は流石に駅員が不在で
そのままスルーして入れた。
結局日付が入ったのは長野県の松本に着いて時だった。

八王子には6時前に着いた、早起きは辛いがなんと新鮮な空気なのだろうか。
ホームの入ってきた233系に乗り込む。
そして高尾で何時もの115系長野色に乗り換える。
これは乗った人ならご存知だろうが、
中央東線を普通列車で行くと、乗換えばかりで非常に時間が掛かったり面倒だったりする。
山男や山女、そして自分と同じようにビンボー旅行をしている面々で車内の座席はほぼ埋まった。
この乗換え無しに松本まで行ける列車というのは重宝されるのだろう。
自分はそんな中央東線が嫌いじゃ無かったりする。
山岳路線故に景色は良いし、山岳路線故に過去何度も改良工事をされていたりする。
だから、使われなくなった旧線などもあちらこちらに点在していたりするし、
列車内からそれを見て当時の風景を想像したりして哀愁にふけるのもまた格別だ。
また、何度も乗り継いで無駄に時間掛けて辿り着いたという記憶は、
その時は面倒だったとしても、何時の間にか良い思いでになっていたりするから。

これは日野春駅の給水塔か?
特急も走る路線でこんな遺物が残っているのもまた素晴らしい。

一睡もしてなかったお陰で、中央本線では殆どずっと寝ていた。

途中の岡谷駅で飯田線から入ってきた快速みすずに乗換え。
そのまま115系の車内で座ってても良いのだが、みすずの方が早く出発するというので乗り換えた。
東海の車両は短編成化で椅子取りゲーム状態になる事が多いが、
車両の乗り心地は良いと思う。

松本駅に9時34分に到着した。
この後どうしようかと考えたが、大糸線の信濃大町より先で臨時快速があると言うので大糸線に乗り換えた。
松本駅でオニギリとペットボトルのお茶を買った。

9時56分、松本駅発

相変わらず、景色が良い。
途中で人が減ってきたので、遅い朝食としてオニギリを食べた。

信濃大町に10時49分に着いた、臨時快速の発車時刻まで30分強あるので、
軽く駅前を散策した。

3年半前に来た時には在った英会話スクールは閉鎖されてた。
名前がいけなかったのだろう、何分高速道路のETCの方が遥かにお得だったからだろう。

信濃大町の駅舎も前来た時と比べて改装されているようだ。

さてそろそろ快速がやってくる時間だからホームに戻ろう。

快速は南小谷方面からの折り返しの2両編成だった。
臨時快速故に余り知られていなかったのか、自分を含めて数人しか乗ってなかった。

途中で仁科三湖を横目で観てた。
ここで降りるのも良いが、やはり白馬近辺が気になる。

とりあえず、神城で降りた、ここも4年前の旅行で降り立った駅だ。

さようなら、臨時快速。

神城駅のホームは大して変わって無かった。

白馬五竜山野草園へ行ってみようかと迷いつつ、そっちの方へ向かった。

この辺もウィンターシーズンの方が人がいるのだろう。



懐かしい景色だ、4年前と全く変わっていない。

そういえば、4年前来たときはこの辺りで引き返したんだっけな。

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