房総一周貧乏日帰り旅行(その3)

内房線に乗り込んだ自分は、113系のボックス席に腰掛け心地良い揺れでウトウトしていました。 暫くして、安房鴨川駅の到着。 安房鴨川で降りてお昼がてら散策でもしようかと思いましたが、 直に外房線の電車が発車するという事で電車に乗り込みます。 発車を待っていたのはE257系500番台です。 外房線の勝浦~安房鴨川は本数が少ない為、途中まで特急が各駅に停車し各駅の役割も兼ねています。 今回乗ったE257系も勝浦から先が特急のわかしおとなる為、 勝浦までは青春18きっぷで乗る事が可能です。 113系も良いのですが、やはり特急車両に乗れるとラッキーですね。 13時39分発の電車で、勝浦には14時09分に到着します。 途中で雨が降り出してきました。 写真は行川アイランドですが、当の行川アイランドは既に閉園されており、 とても寂しい感じでした。 勝浦には、14時19分発の千葉行きの電車が停まっていて、 勝浦で降りるべきか、それとも先を急ぐべきか迷いましたが、 とりあえず電車に乗り込み時刻表とアドエスでジョルダンのβバージョン18きっぷ検索を睨めっこしたら、 勝浦で降りるとこの先かなりタイトになる事が判明し、 諦めてそのまま発車時刻を待つ事に。 朝から冷凍のアメリカンドック1個しか食べていない自分は、腹が空いてペコペコですが、 ココは我慢します。 ちなみに毎回、18きっぷの旅では、飲み物はプライオリティを上げています。 大抵電車に乗込む前に500mlのペット1本分以上は持っておく事にしています。 兵糧攻めにはある程度の自身に備蓄を備えている為持ちこたえられますが、 水分だけはどうしても必要ですので・・・ こんな話は当り前でしょうが(W 途中で乗込んできた、DQN風の男は自分が座っていたボックス席の反対側に座り、 携帯で電話してたり、窓開けてタバコ吸ってたりと、素晴らしい民度具合を見せ付けられました。 こう言った輩が少しでもいるだけで、この付近全体のイメージが悪くなりますね。 テレビでよくやる最悪の車内マナー特集をリアルで見せつけられた気分ですよ。 車内でこの先の行程を思考していました。 一度千葉へ戻って、総武本線に乗り換えて佐倉辺りへ行くか、 少し無理して成田線の下総松崎にある温泉へ行くか、 いろいろプランを考えましたが、ココはやはり房総一周と言う事で半年ぶりに銚子まで行ってみることに。 まぁ、東京湾フェリーでショートカットしているので、一周したとは言えませんが(W 15時22分に大網駅に到着。 この駅で、東金線に乗り換えます。 辺りの駅に比べるとソコソコ店もあり発展しています。 東金線の成東行きの電車到着まで20分弱の時間があるので、 写真に見える神戸屋でパンを購入。 千葉方面から来た15時41分の電車にのります。 相変わらず、113系です。 ボックス席に座り車内で先ほど買ったパンを食べましたが、 113系って長い間製造されたお陰か、バリエーション豊富なのですが、 今回東金線で乗った車両の座席の頭が当る部分が、 ビニール系じゃ無くて座席と同じ素材だったのですが、 真っ黒に汚れているの。それも少し黄色掛かった感じ。 ビニールなら拭き取れますが、布系だと年月と共に少しづつ頭の汚れが染み付いて、 嫌~な感じ。パンを食べ終わる頃にちょうど食欲も無くなりました。 東金線は数駅しかないので直に成東へ到着。現時刻は15時58分。 向い側のホームには千葉方面行きの電車が停まっていました。 これまた113系。 銚子方面の電車はまだ時間がある為、一旦外へ出ます。 駅前に慰霊碑があります。 この駅は戦時中に悲劇があったのですね。 駅前は、大網駅よりも発展していませんでした。 […]

房総一周貧乏日帰り旅行(その1)

これまた、かなり前の話になってしまいますが、青春18きっぷが1回分残っていたので、 何処かへ日帰りで行こうとして、房総を一周してきた日の話。 全て電車で行くのも良いのですが、房総半島は電車の日帰りで一周出来るほど狭くは無く、 最初からノロノロとしていると、途中で電車が無くなるので、東京湾フェリーを使って、 金谷までショートカットを試みる事にしました。 と言う事で、とりあえずは横浜線、東海道線、横須賀線を乗り継いで久里浜へ 本来はバスに乗って久里浜港へ出るのですが、チャレンジャーな自分はアドエスのGoogleMobileのW-SIM位置検索を頼りに 歩いて行ってみる事に。少し迷ったけど歩いた方がその町を肌で感じられるのでイイです。 約30分歩いて、久里浜港到着。 ここで8時40分発のくりはま丸に乗り込みます。 朝飯食べていないので、船の中でアメリカンドッグを注文。 豪快に「チーーーン」という音が聞こえてきて、250円払ってアメリカンドッグを受け取って座席へ。 平日ということもありますが、スンゴイ空いてるのさ、東京湾フェリー。 お陰で窓際の良い席座りながら、冷凍のアメリカンドッグにかぶりつくと。 天気は微妙でした。 途中で金谷港から久里浜港へ向かうかなや丸とすれ違い。 約45分で房総半島の金谷港へ到着します。 金谷港から歩いて10分程度で鋸山ロープウェイの入り口へたどり着きます。 それにしても、結構寂れててあちらこちらで潰れた店が目立ちます。 う~ん、箱根のロープウェイに比べると・・・ 建物の中にトイレがあるのですが、男女共用で個室で立ち上がると目の前の駐車場から顔が見えるのでとても気まずい感じでした。 施設は昭和40年で時が止まってしまっている感じです。 今時珍しい硬券。 結局山頂で回収されるので記念には持って帰れませんが・・・ 混雑状況によりダイヤが変わり、当日は10分毎の運転でした。 ロープウェイに乗る前に、無理やり記念撮影があるのですが、今回一人旅で登りのみだった自分は 無視されるが如く車内へ誘導されました。 ちなみに撮影した場合、現像されて乗り場の前に貼り出され、 買わないと可哀想な感じに同情心を揺さぶられます。 京成系はどうもやる事が微妙ですね。 かなりボロいのに昭和63年ってホントか? 車内更新が昭和63年のような気がします。 扉が閉り(手動)、グングン登って行く訳ですが、こんなにボロくて小さいのに定員が42人で今回満員だったから、 凄く怖い。高い場所だから怖いと言うわけじゃ無くて、コスト削減で整備が疎かになっている可能性があるのに、 これだけ人が乗ってるから、底が抜けるとか、ロープが切れるとかしそうでヒヤヒヤモノでした。 山頂到着。 案外低い山の割に、高く感じます。 山頂から少し歩いて鋸山の日本寺へ向かいますが、眠いので今日はこの辺にして、続きは次回更新へ。

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