NAS用で使っているマシンの

ディスクをSoftwareRAID5の500G×4から1TB×4に交換して、 Fedora10からCentOS5.4に変えた。 事前にクライアントマシンで使っていたWD10EADSの代替を用意して4個確保して、 載せたがWD10EADSが6個も載っていると流石にどれがどれだが分からなくなりそうだw 3個のディスクでRAID5を2つ構築しようか迷ったが、いろいろデメリットが多いので止めた。 今回も、4個でRAID5と2個でRAID1の構成。 以前クライアント機として使っていた少々古めのマザーボードを使っているが、 これがSocket939のMSIのマザーボード、K8NGM2-ILと言う物だが、 S-ATA2が2個しか無く、オンボードのNICも100BASE-TXなので、 玄人志向のPCIのGbE-PCI2とS-ATAが足らないのでSATA4P-PCIを挿してあるが、 正直ここがNAS用途としてはボトルネックになるのだろう。 PCI-Expressの×1が空いているが、安くてそこそこのGigabitEthernet Boardが無いので 妥協してGbE-PCI2を使っているが、VIAのVT6122は低発熱で高性能の割りに1000円程度と コストパフォーマンスに長けていて大変魅力的だけど、正直玄人志向のVT6122のカードは頻繁に駄目になる。 今まで、1と2合わせて7枚程度買ったが、そのうち3枚壊れた。 激安のNICカードは連続した高負荷状態をあまり考慮されていないのか、 そういった環境で使うと結構壊れるけど、ヒートシンクをチップに貼り付けた方が良いかもね。 しかし、今回は凄く手間取った。 何故か、CentOS5.4のx64のDVDからブート出来なくて、今更CD-Rを7枚焼くのも勿体無いし、 USBメモリにブート用のsyslinuxとCentOS5.4のCDイメージ7個を入れてインストールした。 しかもUSBからインストーラーをブートさせると設定変更しないと上手くGRUBが入らないので、 何度か思考錯誤の上、ようやく4GBのコンパクトフラッシュにインストール完了した。 NAS用に相当絞ってパッケージを入れたが、それでも初期状態で2GBも消費してた。 その後、頻繁にWriteが発生する領域をtmpfsに割り当てて、起動時に展開、終了時に別領域に退避させるように 設定を変更した。合計2GBメモリ載せて、そのうち1GBはtmpfsに割り当てているからまぁ余程連続稼動しなければ 大丈夫だろう。 コンパクトフラッシュへのインストールが終わり、6個のディスクを接続したが、 何故かS-ATAカードのBIOS起動途中で止まってしまう。 壊れたディスクがあるのかと思い、どれか1個だけにしてみたが、やはり止まる。 ネットで調べたら、SiI3114のカードはBIOSを更新しないと1TBのディスクは認識できないとか出てきた。 今更フロッピードライブもつなげて無いので、仕方なくまた別のUSBメモリで FreeDOSをブート出来るようにして、BIOSを更新したら正常に認識した。 しかし、予想以上に手間取ってしまった。 その辺のNASを買ってきた方が圧倒的に楽だと思うが、 やはりPCのハードを使ったNASは価格性能比が抜群だし、 いろいろと失敗から得られる知識も多いので、お奨めです。 もう一台のNASはFreeNASで構築したが、FreeBSDベースの割りに不安定で機能も少ないので、 今回は原点回帰でLinuxで構築しましたとさ。 しかし、年末年始でいろいろネタが溜まっているが、マシン弄りをいろいろやってので、 なかなか更新が進みませんでした、要約収束してきたので、更新を再開していこうかと思います。