データの受け渡しで非常に便利なUSBメモリ、数年前位から普通にブータブル出来るメディアとしてBIOSから認識できる
パソコンが増えたおかげか、完全にFDDの役割を終わらせて、更には光学ドライブすら駆逐する勢いだったりします。
私がNASServerとして使っている、ProLiant MicroServerもマザーボードに垂直にさせるUSBの端子があるため、
OSのブート用として、SSDを乗せるには勿体ないけど、フラッシュメモリで運用したい時にUSBメモリがピッタリだったります。
何せ、例えUSBメモリが故障しても、OSの設定ファイルをXMLで吸い出しておけば、幾らでも代替が効きますからね。
そんな汎用性が高いUSBメモリですが、当然秋葉原へ行くと殆ど毎回何かしら買ってたりします。
だから、下記のようにUSBメモリがドンドンと増殖していきますw
大体8GB~16GB位がビット単価が比較的安くて使いやすいのでその程度の容量が大半となっています。
せっかくなので、目の前にあるUSBメモリのR/W性能を計ってみることにしています。
使用したマシンのスペックは以下になります。
USB3.0タイプのメモリは性能を生かすために背面のUSB3.0端子につなげました。
ASUS BT6130-B010A
MEM:DDR3-1600(8192MB)
SSD:Transcend S370(256GB) + ST1000LM024(1TB)
OS:Windows10 Professional 64bit
※USBメモリはロットや接続する機器によってR/W性能がかわりますので、
あくまで参考程度でお願いします。
①Princeton Xiao Jr.2(4GB)
あきばおーでジャンク品として買った4GBのUSBメモリ。
200円と格安でしたが、内部のハンダ付けに問題のある製品で、5個買ったうち2個が不良品というブツ。
正直この値段でこれだけ品質に問題あるのなら、普通に4GBのUSBメモリ買った方が良いです(もう売っていませんが・・・)
速度も驚くべき遅さ、まさに「ジャンク品」です。
②Sandisk Cruzer Blade(8GB)
これまたあきばおーで390円で買った有名なSandiskの製品です。
安いわりに扱いやすいので、私はこれを2個買って、先日4個追加購入してしまいました。
まぁまぁですね、これなら光学メディアの代替として使えそうです。
③A-DATA C103(8GB)
ここからがUSB3.0対応タイプ、やはりR/W性能の高さを期待してしまいます。
まぁ、流石に殆どの項目でCruzer Bladeを超えてますが、少し期待外れ。
正直この手のメーカーの製品はおみくじ状態なので外れを引いか、
相性の問題でUSB3.0で繋がってないかですかね。
④SUPER TALENT USB3.0 Express ST1-2(16GB)
あきばおーで先日650円で買ったUSBメモリ、
SUPER TALENTもおみくじ状態で、良いロットに当たると結構なR/W性能があったりします。
比較的リード性能が高かった、ライト性能はもっと容量が大きいタイプだと速いようだが、
私の用途ではリード性能の高さ重視なので、この値段でこの性能なら文句無いでしょう。
⑤GREEN HOUSE PicoDriveJ3(8GB)
たしか、ずいぶん前に浜田電機で買った高速タイプのUSBメモリ。
メーカーのサイトでは、
Read:150MB/S
Write:12~36MB/S
をうたっていますが、どうなんでしょうか?
まぁ、メーカーの主張に偽りはなさそうです。
大体、近い性能が出てますね。
Writeが12~36MB/Sとなっているのは、容量によってWrite性能が違うためのようです。
私が買った8GBのGH-UFD3-8GJは12MB/Sのようです。
これらの結果から、NASServerのブートドライブとして適しているのは④と⑤のようで、
特に16GBで650円で買ったSUPER TALENT USB3.0 Express ST1-2は
良い買い物をしたようです。
WindowsもUSBメモリから起動できるとオークションのテスト環境をいちいち構築しないでいいのに。簡易テストでLinuxを使った時期もあるけど、一般人にはLinuxで動作なんて糞の役にもたちゃぁしないそうです、あにじゃ(涙
WIndowsもWindowsPEのUSBメモリを作成すればUSBブート出来ますがw
というか、BIOSからデバイスの先頭1セクター目、512byteへジャンプ出来れば、
大抵は何とかなるかと思いますよ。
linuxは自分で独自ビルドのカーネルを起動させると面白くて、
OSがどのように動作しているのか勉強になりますぜ。
セキュリティホールの対応の面で対応が厳しいから、
仕方なくディストリビューションが配布してくれる
カーネルを動作させてますが。
ほー、そういうのがあるのかー(汗
後からSCSIのドライバなどが入れられるのであれば
問題なさそうだね。今度、環境を用意する時にでも
やってみましょう。XPとVistaと7の環境をUSBで用意
出来ればテストがかなり楽になりそうだ。
昔は、BartPEとかのCD-R作りましたが、
今はMicrosoftがWIndowsPEとしてだしているみたいですね。
詳しくはWIkipediaでw
調べてみるとAIKってのが必要ってことみたいなので、ダウンロード中。。。インストールディスクがあれば、不要なのか(汗
まぁ、作成するのに多少ダウンロードする必要があるでしょうね。