今までコンデジと言えば、自分の場合はメーカーに製品寿命をコントロールされない、 単三使用のデジカメを使ってきましたが、正直最近の単三型のコンデジは各社エントリーモデルばかりで、 レンズも歪曲しまくりで流石にイラネー状態で初めてリチウムイオンを使ったデジカメを買ってみました。 個人的にはマイナーメーカーと言いますか、ユーザー思いだったPENTAXを愛用してきましたが、 今回どうしてもHD画質の動画が録れるデジカメが欲しくなったわけです。 まぁ、PENTAX党ならK7買えば済む話ですが、サッと出して気軽に動画録れた方が良いと言うか、 動画の場合、被写界深度が深くないと厳しいし、それなら別にコンデジの動画で全然OKですし、 それならと1280×780で動画録れるデジカメをピックアップしましたが、PENTAXだと 動画撮影中にズームが出来ないのね。 静止画の場合、ズームはそれ程重要じゃ無いし、寧ろ光学設計者がその焦点距離で最適化出来るから寧ろ短焦点の方が良いけど、 動画は撮影中にズーム出来ないとあんまり魅力がなくなりますね。 防水カメラで一世代前のW60とかだと撮影中にズーム出来るけど、折角のHD画質でも秒間15コマとやる気を削ぐ仕様だし、 現行のW80とかP80も撮影中のズームが出来ない。 動画が主体だと、普通にムービー買えば良いジャンとなりますが、デジカメの方が広角で動画録れるし、 サイズ的に小さくて便利なんですよね。 旅行行く際には大抵一眼を持ってるから、ムービーまで持つとガサバって仕方ないしね。 という事で、いろいろと考えたけど、HD画質で撮影中にズーム出来るデジカメと言うと、もうこれしか無かったですw PanasonicのDMC-TZ7 2.33inchの極小CCDを使っているのが嫌ですけど、動画がAVCHDLiteで録れるのが更に魅力的。 普通の8GBのSDカードでQuick Time Motion JPEGだと30分しか録れないけど、AVCHDLiteだと60分も録画出来ます。 付属品はこんな具合。 しかしですね、TZ7、このサイズで考えると性能的には文句の付け所が無いレベルの仕上がりですが、 バッテリーが3.7Vの895mAhとスペックに対して随分と容量が少ない。 だから、AVCHDLiteで動画録ってみたけど、凄い勢いでバッテリーのバーが減って行きます。 折角AVCHDLiteと言う魅力的な圧縮形式に対応したのに、この小容量なバッテリーじゃ本末転倒ですよ。 その癖別売りの追加バッテリーを買うと5000円以上もするし、本体の薄利を別売りバッテリーで補ってる感が頗る感じられます。 更には、最新ファームでは互換バッテリーを排除しているので、互換バッテリーを使いたい場合はファームを1.1に落とさないとダメです。 ただ、最近は家電屋のデジカメって銀塩時代の流れがない分、使い勝手が良いなぁ~と関心出来る部分もありますね。 電源なんかもスライド式の方が誤操作無いし、動画と再生が瞬時に切り替えられるボタンや、ボタン一発で動画撮影開始出来るのも 操作性が良いと感じました。 12倍ズームなので、かなりレンズがせり出します。 金曜日の会社帰りにヤマダ電機寄ったら安かったので買いましたが、今週の火曜日に行ったら ポイントが更に+2パーセント上がってて、「今夜がやーまーだーっ」と叫びたくなりましたw [videopop vid=”1251996270″ vtitle=”夜中の土合駅下りホーム”]動画[/videopop] 全くもって参考になりませんが、ムーンライトえちごから録った、真夜中の土合駅の下りホーム 列車は停まらなくとも照明は付いているんですね。 そのまま動画を貼ると、動画のサイズが大きすぎて枠から余裕ではみ出してしまうので、リンクにしました。
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