とうとう、PHSが2018年3月をもって新規契約・機種変更が終了とか

私はDDIポケットの時代、1997年に初めてPHSを新規契約してから愛用していて、 2年前に1番古い番号をMNPでauのガラケーに移動した後も1回線は維持していました。 WILLCOM時代はPHSの賞味期限に備えて周波数獲得したものの、結局自滅して柔らか銀行に取られて、 既に旨みが無くなっていたPHSの動向が気にはなっていましたが、 最近は新しい端末も出なくなり、そろそろ終焉に向かっているのかとヒシヒシと感じていた矢先、 ついに今週新規契約・機種変更の受付が終了するというニュースが入ってきました。 lineとか使うと音声通話に比べて遅延が気になりますが一応電話として使えて、 MVNOのSIMが月500円程度で契約出来る現在だと、そっちに流れますわな。 特に最近はあちこちで無料で使えるWi-Fiが多いので、使い方を工夫すれば、 イオンモバイルの1GBプランとかでもなんとかなったりしますしね。 まぁ、現在の3GやLTE以前に有った、 PDC(第二世代携帯電話)時代は、PHSの方がデータ転送速度速くて、 かつ音声通話も圧倒的にクリアでしたので、明らかに商売のやり方間違えていたと思いますね。 PHSが初めて登場した時代は携帯電話の通話料が高かったので、代わりに通話料が安いPHSが売れましたけど、 元々家庭用のコードレス電話から発展した技術なので、 携帯電話と比べて1箇所のアンテナがカバーする範囲が狭くて、通話が切れやすく、 「安かろう、悪かろう」と言うイメージがついて、2000年位に複数アンテナ間でシームレスに接続するエッジシリーズで 通話が切れる事は激減しましたけど、やはり地方へ行くと携帯と比べて圏外になる事が多く、 携帯電話の通話料が下がってくると、 少しずつ私の周囲でも携帯電話に変える人が多かったです。 それでも、32Kbpsパケット通信し放題のエアエッジシリーズとか、 味ぽん、京ぽん、W-ZERO3、PHS間で実質定額通話とか、携帯電話には無いキラリと光る物が時々ありました。 2000年初頭にPDAと言う現在のスマートフォンの先祖のような携帯端末が流行してて、 私もカシオのラジェンダと言うWindowsCE3.0が搭載したPDAのCFカードスロットにエアエッジ挿して、 通勤時間帯の電車の中で2chとか見てました。 当時は現在程みんながみんな電車の中でスマートフォンを弄っている時代では無かったので、 結構奇特な目で見られていたんでしょうね。 今でこそ、スマートフォンが主流になっていますが、 スマートフォンの走りはシャープのW-ZERO3で、 私も初代のW-ZERO3以外は全て買っていたりします。 特にWILLCOM03は2台持っていました。 1台はキーボードがある本体とディスプレイ部をつなぐフレキケーブルが切れて、 画面が写らなくなりましたけどね。 兎に角、今は京セラの「HONNY BEE3」の1回線は維持しているので、 これが壊れるまで維持しようかと思います。