勝者と敗者

最近、個人的に話題の2社の経営方法について
それは会社の規模や業種が余りに違いますが、ミスド(ダスキン)と
ケース屋のSOLDAMですが、ある共通点があります。
それは頻繁にセールをしている事。
だけど、何故前者は市場の大半を独占状態で、後者は虫の息なのか。
そもそも、ドーナッツは1つの単価が安いものの、原価が安く数さえ売れば
粗利が大きく取れるので莫大な利益になります。
そして何より別の競合するファーストフードがある物の、市場が大きいと言うのが
あります。
SOLDAMは組立て済みのPCも売っていますが、ここはケースの販売がメインなので
ケースのみに着目させてもらいます。
PCケースと言うのは、元々自作PCと言う凄く狭い市場の中で、特に性能の上昇率の
低いパーツです。ドーナッツは食べちゃえば終わりですが、ケースは一度購入すると
数年は使います。
そしてそれに加え、アルミを使用している事で、原価が凄く高く、一つの単価は高くて
簡単に利益が出せそうに見えて、実は原価率が高い為利益が出ません。
更に、最近のアルミ高騰が追討ちをかけます。
そして本題の肝心のセールの質について。
ミスドの場合は、余裕のあるセール。
ある一定間隔のセール期間を守る事で、セール期間の割安感を出します。
常に100円や120円で売っていたなら、それ程安く感じないと思います。
これはユニクロやレンタルビデオ屋さんなども同じ手法です。
一方SOLDAMの方は、余裕の無いセール。
資金を得る為に、スパムメールでユーザを煽ってセールへ誘い込みます。
ただしセール間隔を守らずに、セールを連続して行う為、その値段に
ユーザがなれてしまい、更に安くなるのを待ちます。
また単価が高い為、定価で買ったユーザは幻滅します。
D・ポップを210円で買うのと、セール時の100円で買うのとは訳が違います。
その結果が、現状のとおりです。
でまぁ、話を通常通りに戻しますが、今日もカプチーノシェイク補充信号が
発令され、青い光に集まる虫の如く、100円セールに誘い込まれました。
そして買う金額はミスドカードを効率良く得る為に、300円弱、600円弱、900円弱、
のいずれか、今回は100円セールと言う事で、900円弱でした。
正直、カプチーノシェイクの味の良さも然る事ながら、
ミスドの戦略は素晴らしいと思います。

やはりカプチーノシェイクに限りますね(W

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