自宅から多摩川が近く水位も下がったので状況を見てきました。
台風一過で晴天でしたが、結構悲惨な状況でした。
昭和47年の多摩川水害でできた二ヶ領宿河原堰はビクともしていませんが、
流れ着いた草木が付着していました。
柵が有りますが、ここに大量の漂流物が付いており、
また弱い個所は破壊されており、あらためて濁流の恐ろしさを感じました。
狛江の花火の時の会場となる河川敷もこの通り、底が捲れています。
多摩川の治水対策は万全と言えでも、自然の力はかなり脅威です。
普段は穏やかな流れの多摩川も、大雨の影響でまだかなり流れが速いです。
普段なら堰に鷺が止っていたりしますが、流石にこの状況では近寄っていませんでした。
切ない
もう少し登戸駅に近い所へ行ってみることにしました。
何時もは溜池で魚釣りをしている人がいますが、
今日ばかりは釣りをしている人はいませんでした。
それにしても、小さな木々や草は殆ど流されて、残っているのが大木3本しかありませんでした。
少し前に整備した河川敷を使ったグラウンドもこの通りのあり様。
河川敷としての本来の役目は果たしたのですが、元に戻すのも大変そうです。
小田急線の複々線の橋は頑丈なので、水位さえ下がれば問題無いのか、
既に復旧していました。
まだ一部区間復旧が済んでいない区間もあるようですけどね。
工事関係者用の仮設トイレや物置が倒れていました。
まだ、下流まで流されなかった分マシだったんでしょうかね。
元は何だったんでしょうかね。
河川敷の店は屋内まで浸水しているので、復旧は厳しいんでしょうかね。
そういえば、この付近に野良猫が沢山いましたが、みなちゃんと避難できたんでしょうか?
登戸付近は河川敷が破壊されただけで、堤防を越えて氾濫しなかった分だけマシで、
上流の稲田堤や下流の高津付近は多摩川に流れる支川の河口付近が氾濫して大変のようです。
川沿いに済むのはこういったリスクがありますが、特に支川が合流する地域は特に危険という事が
よくわかりました。
また、昔から台風か来ると大暴れする多摩川でしたが、治水対策や堤防に助けられた部分が大きいと感じました。
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