この付近からは発電所の開発か何かでトラックが通るので路面状況は良くなりましたが
やはりこのまま川治温泉まで歩くと迷ってロスする時間も考慮すると、
日が沈む恐れがあったので早足で歩いていきました。
只管降りていきますが、ゴールが全く見えないので恐怖心からか自然と歩く速度が加速されていきます。
暫く直線で、その後カーブしてます。
しかし、完全に紅葉が終わっていて、枯れ木が続きますね。
これだけ歩いても誰とも遭遇していないのは凄い。
まぁ、こんな景色では全くハイキングを楽しめないですけどねw
左へカーブします。
基本的には下り坂ですが、途中で軽く登る部分もあります。
直線で路面が安定していたら、少し走ります。
途中小川を跨ぐのですが、水量が多く漏れてます。
幅も広いのでジャンプで回避する事が出来ませんでした。
なので、その日履いていた少林サッカー状態のアディダススタンスミスの
経年劣化で出来たエアーインテークから水が浸入してしまいました。
ちなみに小川には小さな魚が泳いでました。
小川はまた直ぐに左側へ戻ります。
この付近のハイキングコースの名前は恋路沢と言う素敵な名前ですが、
名前とは裏腹に全く素敵な感じじゃ無いです
自分が訪れた時期を間違えただけだと思いますがw
やっと4割って所まで到達しました。
しかし、まだまだ落石している箇所が続きます。
今落石来て直撃したら助からないよなぁ~とか考えてました。
あと5.5kmなので2時間程度で着けるか
段々山の風景が変わってきて、随分と降りてきたのが分かります。
でも、落石の箇所だけはコンスタントにあり、これが恐怖を煽ります。
また少し登ったと思えば・・・
今度は小さな隋道
隋道は正直更に怖い
まぁ出口が見えるからまだ良いんだろうけど
おおっ、何だか随分人が居そうな感じになってきました。
でも、まだまだ暫く下ります。
やはり、結構危険な場所みたいです。
滑落箇所、落石、熊出没とこんな看板を最初にみていれば途中で引き返したのですが、
ロープウェイ山頂には無かったので突進しましたけどね。
危険レベルで言えば、山さ行がねがさんの廃道とか隋道には遥かに及ばないけど、
この程度で結構な恐怖心があったので、やはりもっと慎重にならないと駄目ですね。
自分が今まで歩いたハイキングコースで一番危険だと思われるコースでした。
まだ川治温泉までは少しありますが、気を引き締めて歩きます。
路面が更に良くなったので、また進行速度をあげます。
リラックマとか出没するのなら全然良いけど、出没するのは臆病でお腹空かせた熊だからな。
兎に角周りの気配に注意して、なるべく大げさに足音を立てて歩きます。
また隧道だよ、整備されているトンネルだけど、今度は出口の光が見えない。
進む足が重くなりますが、ここで引き返す事はできないので、意を決して進みます。
200m程度で出口に到着。
トンネルを3つ程通りました。
完全にハイキングコースを間違えたな。
そもそも一本杉まで来たら引き換えして丸山山頂駅から降りていくのが普通のハイキングコースでした。
龍王峡が見えるが、電車で来れば良かったよ。
何か民家らしき建物が見えてきました。
安堵の空気が自分の周りを流れます。
ああっ、後少しで川治温泉駅へ着けるよ。
よーし、あと少しだ
最後にダムに掛かる橋を渡ると、野岩鉄道の川治温泉駅へ到着です。
景色は綺麗だ。
到着、現在の時刻は14時50分頃なので、随分高速で駆け巡ってきた事になる。
本来4時間半掛かる距離を3時間弱で着た訳ですから。
バス停もありました。
何か路線バスの方が偶然早くくるのでバスに乗って鬼怒川公園駅前まで乗ったら電車に乗るより
出費が多くなったw
地方の交通機関もやばり鉄道があれば鉄道に乗った方が便利で安いと言う事が良く分かりましたw
鬼怒川温泉公園駅から鬼怒川温泉駅までは結構旅館やホテルの廃墟が続きます。
お昼は鬼怒川温泉駅の喫茶店でカツ丼とそばセットをいただきました。
その後、旅館へ向かい部屋に入りました。
部屋の窓から見える風景
この後疲れてウトウトしましたが、疲れを緩和する為に直ぐに温泉へ入りましたとさ。
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