丹沢大山国定公園(後半戦)

山頂から降りてくる最中に富士山が見えた。

ここぞとばかりにFA77mmF1.8Limitedに替えて撮った。
FA31mmF1.8AL LimitedとFA77mmF1.8Limitedを比べると、
前者の方が使いやすい画角故に使用頻度は高いのだが、
FA77mmF1.8Limitedの方が「ここぞ」というシーンで使える。
だから、大抵何処か出かける場合は、標準でカメラ本体に付けておくと言うよりは、
必ずレンズ袋に入ってて、そういったシーンに出くわす待ってましたとばかりに大活躍する。
それじゃ、FA43mmF1.9Limitedはどうした?と言われると返す言葉が見つからない。
正直使用頻度からすると、他の二つのFALimitedよりかなり低い。
何と言うか、確かにFALimitedでパンケーキレンズなので、
携帯性と写りの両面で良い魅力的なレンズではあるのだが、
どうも決定打に欠けると言うか、平均点は高いけどちょっと中途半端なんだよな。
突き抜けた感じも必要なんだよな。
でもまぁ、そんな事言ってても、何故か3つ揃って無いとダメだし、この先手放す気は一切無い。

しかし、下社から山頂までの表参道って結構きつかったりします。

ジジ臭くて嫌だったのだが、ようやく登山用のステッキの必要性が身にしみて分かりました。
下りでこの険しい岩場を降りると、膝へのダメージが半端無い。
勿論、学生の頃に比べて仕事のストレスからか胴回りが太くなったお陰で
自身の体重が膝に与える影響の増大が計り知れない。
去年の秋に42.195km走った後、左膝が少し痛くなったが、
それが今回の大山の登山でまた再発した感じだ。

何度か小さな石で転びそうになりながら、その都度体勢を立て直して持ちこたえたが、
そういった動作が膝に負担を掛けているのだろう。

富士見台まで降りてきた

ここから観える富士山もまたとても綺麗だ。


また、暫く岩場を降りていきます。

そういえば、この時間に山頂を目指すファミリーに出くわした。
自分が登った時間でもかなり無理あるのに、流石に無茶だろ。

日暮れの怖さからか、自然と足は速くなってきます。

安全を維持できるレベルで、速く歩きました。

古い標識も残ってたりする。

後少しで下社に到着します。

山と言うのは、昔から神聖な場所だったんですね。


ようやく、最後の階段を下ります。

表参道の入り口に到着。


もう、殆ど人は居ません。
何故なら、最終のケーブルカーも行ってしまった時間だから。

下社からは、厚木~秦野辺りの町並みに一望できます。


下社まで降りると、割り増し価格も多少減りますね。


流石に、女坂で降ります。

途中にケーブルカーのトンネルも見えます。


女坂から降りると、途中に大山寺があります。


余り時間も無いので、少し拝んでから直ぐに下山を再開します。


途中で、学生のサークルと思われる集団を遭遇しました。
今登山とか流行っているみたいで、お金が掛かる趣味とか減ってるんだろうね。


殆ど店も閉まってました。

何かお土産でも買おうかと思ったんですけどね。

伊勢原行きのバスが停車していたので乗り込みます。
しかし、ドアを開けっ放しにしているので、バスの車内で蚊がプンプン飛んでました。

伊勢原駅到着、少し休憩して帰ろうかと思いましたが、やっぱり止めて町田まで電車乗って、
西友で97円の1リットルの紙パックのリプトンレモンティーを買って飲んで帰りました。
さて、今回の教訓ですが、山は上りよりも下りが危険だと言う事。
何事にもやっている最中は気を張るけど、終わった途端に気を抜く。
そういった時こそアクシデントが起こりやすい。
山も同じで、山頂に到達すると、達成感で良い気になる。
その後の下山時こそ、実は滑落や転倒事故が多く発生していたりする。
「終わりよければ全て良し」では無く、「終わった後こそ最も気をつけろ」だw

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