さて、今年も18きっぷを買ってしまったんですけど、1回目は八ッ場ダムで沈むとされていた、 川原湯温泉付近を散策しに、群馬県の吾妻線を走破してきました。 以前も草津温泉へ行くために吾妻線で長野原草津口で降り立ったのですが、 その時は帰りの電車に乗っている最中に大雨に降られ、川原湯温泉で代行バスで渋川まで行った苦い思い出がある路線です。 先ずは、旅情気分を満喫するために八王子に出て八高南線で高麗川で乗換え、 ディーゼルのキハ110系の八高北線で高崎を目指しました。 八高線って他の私鉄への乗換え駅も多いので、もう少し本数を増やしても良いような気がしますね。 高崎でイベント列車が停まっていて、多くの人が写真撮ってました。 115系の吾妻線10時49分発の大前行きへ乗り込みます。 途中の小野上で上りの特急草津の通過待ちを行います。 ダムがどうなろうが岩島から長野原草津口はルート変更が決まっているため、 既に岩島から少し進んだ箇所では橋が完成してました。 水分高い橋が架かっていますが、かなりの高さまで水が来るんですね。 勿論、ダムが完成すればの話になりますけど。 こっちは長野原草津口側です。 さて、今回は長野原草津口は降りないので、更に先へ進みます。 前回もダイヤの都合上で先に終点まで行きましたけどね。 吾妻線の終点、大前に到着。 駅前の嬬恋温泉つまごい館があり、折り返しを待つ時間で日帰り温泉も楽しめますが、 今回は川原湯温泉に行くので、寄りませんが何時か行ってみたいですね。 大前は1日5本しか普通電車が来ないので、多少到達難易度が高く自分と同じような人が 20人位降りて駅や電車を撮ってましたw 折り返し時刻まで20分程度ですので、駅前を散策するには持って来いの時間です。 しかし一つ前の駅である、万座・鹿沢口駅には特急も終点で停車するし、普通電車も半分は折り返して高崎方面へ戻ってしまいますが、 万座・鹿沢口から大前まで3km位しかないし、折角だから大前まで来ても良いんじゃ無いかと思います。 この辺りの事情は良くわかりませんけど、自分的には謎な部分です。 駅の先には少し伸びてて、架線もしっかり張ってあるので、 延伸する予感をかきたててくれますが、 実は万座・鹿沢口駅が1面1線しか無く、ダイヤの都合上等で 7両編成の特急車両が大前まで退避して来れるようにしてあるだけです。 それなら、万座・鹿沢口駅を1面2線にすりゃ良い話だと思うんですが、 このような謎が沢山あるのが吾妻線の魅力の一つかなのかなと思ってます。 本来の計画では大前止まりの盲腸線ではなく、信越本線の豊野まで延伸する予定で、 当時の国鉄の財政状態とか、この付近の地熱が高く長大トンネルを掘るのが危険とかいろんな話で 現在の状態になっているそうです。 それなら、草津温泉を終点にした方が集客出来る気がしますし、 相乗効果で沿線にも活気が生まれるんじゃ無いかと思いますが、どうんだろうね。 詳しくはwikipedia等でご覧ください。 駅の線路を渡った先に、アパートか社宅らしき建物がありますが、ここに住むと思われる、 少年とその父親が電車を見に外へ出てました。 恐らく主な交通手段はマイカーになると思いますが、 普通に使える鉄道が通っている安心感って大きいと思うから、やっぱりここに住む人も ここまで特急電車が来て欲しいとか思っているのかな? 今回、駅のトイレを怖いもの見たさで開けてみましたが、ボトーソ便所でした。 ただ、利用者が少ないのか、状態は綺麗でした。 だが、115系が停まっているなら、電車のトイレの方がマシだw 1日5本では生活する上では正直使えないな。 流石にやる事がなくなってきたので、電車の中へ戻って、駅弁食べてました。 今回もトリ尽くしのとりめしです。 暫くすると、電車は高崎へ向けて発車しました。 12時53分発 さて、この後どうしようか考えましたが、とりあえず郷原という無人駅で降りてみました。 時刻表持っていれば良かったんですが、とりあえず川原湯温泉を過ぎて、少ししたら下り電車が来るので、 ある程度の場所で降りてみようと考えてましたが、少しフライングし過ぎて25分位がありました。 13時35分、郷原着 […]