鶴見線散策(後編)

鶴見行きへ乗り込みます。 3両編成の短い車両で、これまた山手線のお古の中間車を先頭車化改造した車両です。 鶴見線は鶴見駅を除いて全ての駅が無人駅ですが、運行はワンマンじゃ無いです。 昭和駅へ到着。 そして次の目的地、国道駅へ到着、と言うか最後の目的地なんだけどねw 今回、大川とか海芝浦とかも行ってみたかったのですが、 全然計画しなかったのと、フリーパスじゃ無いのであんまり無理するのもアレかと思い、 少なめにしました。 鶴見線の駅の中では結構これまた有名な駅ですね。 薄暗い階段を下りていきます。 途中の渡り廊下で下り方面の階段と合流します。 戦前の鶴見臨港鉄道時代の開業から殆ど姿を変えていない駅。 鶴見線の全ての駅に言える事ですけど、古い駅舎が現役で残っています。 私のようなたまに訪れるようなものには何か懐かしい思いにさせられる部分がありますけど、 普段から利用している人からの視点では全く違ったものになるのかもね。 既に店は閉まっているのに、看板だけは残っていたりします。 何故「国道」駅と言うのかというと、目の前が国道15号線だからだとか。 安直だけど実にシンプルな思考w 国道15号の反対側の出口。 高架線の下は住居になっているんですけど、今の建設基準法だとこういう形態は違反なんだろうかね? 振動や騒音対策を施していれば駅に近くて合理的なんだけど、あんまり住みたくは無いなw そして、国道駅で妙に感じた事は、やけに自販機が設置してあること。 そして、殆ど100円とリーズナブルな所。 何もしないよりも、自販機でも置いておけば少しでも儲けになるからなのかね。 昭和の全盛期から全く姿を変えていない駅だけど、寂れて殆ど閉まったりしてます。   昭和の全盛期はにぎやかだったんだろうな。   そういえば、米軍の空襲の機銃掃射の跡が今も残ります。 実は場所も後から調べて分かったと言う堕落具合w 狭い土地を有効に利用できる形態ですけど、耐震性とか気になります。 ただ、こういった昭和の風景も時代と共に減っていくんでしょうね。 さて、家へ帰宅するにはまだ少し早いので何処かで休憩でもして時間をつぶしましょう。 この店は当然パスですなw とても綺麗なマックがあったので、ここへ入ります。 今ならビックマック200円だしね。 と言うか最近は、巨大アメリカ以外にポテト150円、ビックマック200円、ナゲット100円をループしているだけのような・・・ 約1時間休んで、駅へ戻りました。 日もだいぶ陰ってきて、良い雰囲気が出てきました。 鶴見線は昭和46年3月1日に鶴見駅を除く全駅で無人化されたとWikipediaでは書いてありましたが、 それ以前はどういう状態だったんでしょうね? まだ次の電車まで15分程度あるので、まだまだ撮影でもして待ちます。 おっと、「やきとり 国道下」さんが開店準備してますね。 駅側に昭和ティストな「便所」があるので、飲んでトイレ行きたくなっても直ぐ行けると言うとても合理的な形態。 写真撮っていたら焼き鳥の良い匂いがしてました。 色々気になってネットで調べてみましたが、結構有名店みたいで、 焼き鳥1本50円とか凄いリーズナブルな価格なんで直ぐに売り切りてしまうとか。 あと常連さんだらけみたいですね、酒が入らないと1人で入るのは厳しそうだw この札も随分古そうです。 もう廻ることも無さそうなメーター。   海が近いので、釣船の店があります。 鶴見線は完全に良心に任されてます。 カモメの落し物に注意とかw […]

鶴見線散策(前編)

金曜日は職場が休みだったので、随分前から気になっていた南武支線~鶴見線の散策をしてきました。 本当はフリー切符とか使える期間だったら良かったんだけど、残念ながら無いのでSuicaで廻った。 先ずは南武線の尻手で南武支線に乗り換えて浜川崎へ。 南武支線は山手線のお古を先頭車化改造した205系2両編成ワンマンカーが、1時間に1本~4本程度走ってます。 南武支線と鶴見線の本数の少なさを甘く見て余り計画せずに出かけて、 Streakで乗換時間調べて余裕があったので、途中下車して飯と食べておいた。   浜川崎到着、尻手から7分で到着します。 ここでSuicaで鶴見線に乗り換える場合、Suica簡易改札機をスルーしなくちゃならないんですが、 実は恥ずかしながらそのルール知らずにタッチしてしまった。 まぁ、鶴見線の扇町行きの電車はまだ1時間あるから結局歩いて向かう予定だったから関係無いんだけどw そこそこの都会に居てこの雰囲気、時間が無いけど小旅行したい場合にぴったりかもね。 南武支線の浜川崎駅です。 南武支線と鶴見線の改札は道路を挟んでいるので、一回外へ出る必要があります。 こちらは鶴見線の浜川崎駅。 鶴見線の路線図を見ていただくと分かりますが、途中から幾つも支線に分岐していて、 工場地帯故に昼間の時間帯は頗る本数が少ないです。 扇町行きはまだマシな方で、大川支線は昼間の時間全く在りません。 予めタイムスケジュールをシミュレートしてないので、仕方なく歩いて向かう事にします。 電車乗れば近いのに、歩くとエラク遠回りさせられます。 とりあえず、GoogleMapsで行き方は分かったので、先ず左折して産業道路の方に出ましょう。 産業道路はトラックがバンバン走っているので、マスクが必須です。 この先ずっと行くと、川崎のコストコへいけます。 浜町の交差点で右へ曲がります。 工場地帯も結構良い感じだよな。 工場地帯萌えも少し分かる気がします。 この付近、結構不法投棄が多いですね。 窓割れ理論で、誰かが捨てると便乗して捨てるんでしょうね。 ああいった不法投棄の実態を知ると、あんまり他の国の事言えなくなります。 ただ、この雰囲気たまりませんな。 途中でかなり薄い建物がありました。 廃線跡もたまらないw そして妄想がとまりませんw 元々、昭和駅手前から工場への引込み線があったらしく、踏み切り跡があります。 昭和駅を少し過ぎて、更に右折します。 天気が良くて歩くのに丁度いいです。 もう直ぐ扇町に着きますが、この付近工場だらけで工場の風景が好きな人にはお勧めです。 更に右折して、ようやく扇町に着きます。 地図で見るとわかりますが、実はこの辺も埋立地島になっていて、 鶴見線の支線全てが別の埋立てた島へ繋がってます。 扇町が見えてきました。 旅客用のホームは踏み切り手前にあり、この線路は貨物用です。 扇町駅到着、浜川崎駅から約45分程歩きました。 昼間は2時間に1本の時間帯があるので注意が必要です。 ただ、近くにバス停も在ってバスがソコソコ走っているので、気が楽です。 地方の本気なローカル路線だともっと精神的にキツイものが在りますからねw この付近は鉄道よりもバスがメインなんだろうね。 この駅は猫好きには結構有名だったりします。 というか、自分もこの駅へ来た目的は猫に構ってもらって、写真撮影したいなと言うことで来たんですけどねw 普通の旅客用の駅なのに、何故か良く分からない物が置いてあったりして、何処か違う雰囲気があります。 昭和のテイストたっぷりの駅舎。 何か駅に盆栽とかあって、旅客よりも貨物がメインと言う事が何となく分かります。 猫たちはそしてそういった人に面倒を見てもらっているのかな。 改札横のトイレも小便器もひょうたん型と、昭和の雰囲気が満点です。 そして後20分程度時間が有る訳ですけど、とても重要な事に気が付いた。 […]