レンズ内部に発生したカビを除去してみた

たった2年程度でカビが発生したタムロンのSP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD (A16)ですが、
グーグル先生に質問すると、A16は元々カビが発生しやすいのか、
結構なカビ発生例が散見された。
ただし、A16は前玉のレンズが外しやすい構造となっているので、
カビを除去した例も多いので、私も先駆者に倣ってカビを除去してみることにした。
凄く使いやすいレンズなので、外出の際は殆どこのレンズがカメラに装着する位使ったし、
例えダメになってもまた2万円台前半で入手できるから失敗しても良いかなと。
そもそもズームレンズは外気を取り込む機会が多く、
更にこのA16は前玉を外すのが楽という事は、
ズーミング動作しなくても外気がスルーして内部に侵入出来るという事で、
そりゃカビも美味しいコーティング剤がありゃ食いつくわな。
ちなみにカメラケースの内部に入っているFALmitedの3つを確認したが、
カビは発生していないようで、とりあえずは安心した。
開けたついでにシリカゲルを追加投入しておきました。

カビが生えて、若干周辺の色が変色しています。

本来、薬局で無水エタノールを買うべきなのですが、
リアル店舗だと500mlで2000円位するし、しかも消費期限が設定されている割に
小さいタイプ売ってないから、諦めて禁断の100均ダイソー製品w
メガネ・スマホクリーナーでは根本的な対策にはならないだろうが、
まぁ様子見という事で、
ちなみに、工具類も100均は避けた方が良いといわれているけど、
最近の台湾製のドライバ類が置いてあるが、これらは結構まともだったりする。
さて前玉を外しましょう。
大丈夫だと思いますが、念のためフォーカスリングと本体にシャープペンで印をつけておきます。

レンズの淵のリングに1ヶ所窪みがあるので、ここにマイナスドライバを入れて持ち上げます。
3点でハメ込まれているので、これを慎重に持ち上げます。

すると、ネジが3本見えるので、これも外すと前玉が外れます。
ちなみにプラスドライバは#0を使用しました。

カビは前玉の内側の表面に発生していたので、
綿棒にメガネ・スマホクリーナーを少し垂らして拭き取ります。
PHは中性なので問題は無いとは思いますが、如何せん100均の
メガネ・スマホクリーナーを使ってよいのか分からないので、
良い子のみんなは真似しない方が良いと思いますw
発生して間もないカビなので、一応カビは綺麗に除去できました。
しばらく様子をみて再発生するようなら、無水エタノールを購入して、
除去を行おうかと考えています。

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