IBM(現HGST)製のドライブの80GBのドライブが最近昇天されたのですが、
症状からして内部の機械的な所ではなく、どうやら基板故障と思われましたので、
とりあえず同じドライブを持っているので正常なドライブの基板を移植する事に
しました。
その症状としては、問題のディスクが接続されている状態で、
PCを起動するとBIOSが各デバイスを探しに行く時間がかかると言う物です。
また、ディスク側も回転が始まったような音もしません。
基本的にハードディスクは、高温状態に晒しておくのが一番宜しくありません。
マシンの3.5inchベイに取り付ける時も、複数つける場合はトビトビに付けて、
ベイの数に余裕が無い場合でも最高で2個隣接、なるべくディスクの前にファンの
風が行く場所に設置と、いろいろ気をつけているのが幸いしているのか、
WesternDigitalの怪しいロット以外で壊れたディスクと言うのは、
サーバ用に使っていたMaxtorの4R060L0620401(60GB 5400rpm)という型番
だけでした。
今回昇天した、IC35L080AVVA07-0は、2002年製造のIBM製のIDEのディスクで、
壊れやすいと評判の悪かった時期のドライブです。
でもまぁ、4年も使ったディスクで、最近は経年劣化による甲高い高音が
激しかったですし、そんなに勿体無くはないのですが、
突然でしたので、ディスク内のデータは全て消失しました。
話を元に戻しますが、内部の機械部分が壊れた場合は専門の業者ではないと
最近のドライブは精密過ぎて救出が不可能ですが、
外側の基板が壊れた場合は、基板を交換する事で
データ救出が出来る可能性があります。
ということで、このような事態に備えて私は極力同じドライブを2個ずつ
買う場合が多いのですが、今回も実は同じドライブを持っていたりします。
基板が多少異なりますが、まぁ大丈夫でしょう。
この基板を交換するのに、大抵は下記のような特殊ネジを回すドライバが必要になります。
また数が出ない為、結構高かったりします。これは確か1500円程度だったと思います。
で、基板を交換と。
この時、不慮のトラブルを考えて、交換元のドライブ内のデータは別のドライブに
コピーしておきました。
ちなみに、今回は基板交換で見事成功しました。
とりあえずこのまま使って、壊れたドライブは正常な方の保守部品として
とっておこうかと思います。
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