仮想を動作させているマシン

GigabyteのMA785GM-US2Hに装着したAthlonⅡ X4 620ですが、 どうやら負荷を掛けると相当発熱が発生するみたいで冷却FANが轟音を発します。 最近のマザーボードと冷却FANはPWMでFANの回転速度を変化出来るので凄くスマートだと思いますが、 使用しているケースがSFX電源を搭載したMicroATXの小型の物なので、 電源の能力の限界に近いレベルまで行っているのか電源の発熱が伝ってケース自体が結構熱くなります。 今はまだ良いけど、真夏はかなり厳しい環境が予想されるので、 もう少しBIOSの設定を発熱しない方向で詰めるか、 いっそクアッドコアの低消費電力のCPUに載せ変えてAthlonⅡ X4 620は別の廃熱に余裕のあるマシンに持っていくかな・・・ 話は変わるけど、XenでFedora13Beta、ubuntu10.4Beta2、PCLinuxOS2010をインストール試みたけど、 ubuntu10.4Beta2だけ上手くインストール出来た。他の2つはファイルシステムがナンチャラで怒られてダメでした。 ubuntu10.4これまた凄く完成度が高そうだ、今はCentOS入れているけど、正式版出たらまたubuntu10.4にしようかな。

仮想化技術

バーチャルで動作する仮想ソフトと言うと、VMWare辺りが古参かつ有名ですが、 その他にVirtualPC、KVM、Xen、VirtualBoxとか 実にいろいろなソフトがあったりします。 以前はホスト機がWindowsならVirtualPCかVirtualBox、 LinuxならVirtualBoxを使っていましたが、 今回Linux(CentOS)にXenで仮想システムを構築してみました。 Xenの仮想機能がLinuxのカーネルにそのまま導入されるので、他の仮想マシンよりも若干性能が出せるような気がします。 この辺りちゃんとしたベンチマークを取っていないので、あくまで仮定での話しになりますけどね。 CentOSに標準で入っているのがKVMとXenの2つあり、どちらを設定するか迷ったのですが、Xenの方が聞いた事があったので、Xenにしました。 便利なことにホスト機から仮想のルータを通してIPを与える仮想ネットワークモードと、そのままホスト機と同じセグメントのIPを与えるブリッジモードと 2種類設定出来て、必要な分だけOSを増やしたり、そのままコピーで環境を増やせたりと良い事尽くめです。 オーバーヘッドが存在するから、そのまま実機と同じ処理能力と言うわけにはいかないけど、 ここまでマシンスペックが上がれば余り気になる事も無いだろうし、逆にフレキシブルに動かせるので 効率が上がりそうな予感。 今回テストで構築したシステムでは、XenとLVMで構築してみましたが、 ファイルシステムにOSのイメージとして置くよりもボトルネックが少なくなるので、 柔軟性をある程度維持しつつ、性能劣化も少ないかなぁ~と。