18切符で日帰り旅行(その4)

18切符で日帰り旅行(その3)の続き。 川原湯温泉トンネルを抜けました。 川原湯温泉ついてから天候も回復したので、もう汗びっしょりでした。 トンネル出てから300m位で、川原湯温泉入口に到着します。

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18切符で日帰り旅行(その3)

18切符で日帰り旅行(その2)の続き。 時間が押していたので、不動大橋を引き返します。 帰りは長野原草津口側の歩道を進みます。 反対側も高すぎて怖いw

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18切符で日帰り旅行(その2)

18切符で日帰り旅行(その1)の続き。 11時12分に渋川駅に到着し、11時16分発の吾妻線大前行きに乗り換えます。 しかし、群馬県を走る列車の殆どが未だに115系だらけですが、 子会社に鉄道製造会社があるJR東日本の場合は、 中央線のようにある時を境に一気に置き換えが進むと思いますので、 なるべく早く乗っておいた方が良いです。 11時25分頃に長野原草津口駅に到着、 長野原草津口で後からくる特急草津の待ち合わせをします。 以前は特急草津は万座・鹿沢口駅まで走っていましたが、 旅客数減の影響で長野原草津口までです。

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吾妻線を行く(後半戦)

5分程で樽沢隧道の真下に到着。 ベンチがあって、電車が来るまで座っていられるようになっている。 ダイヤを確認した、15分程度でやってくるらしい。 それなら待ってみよう。 丁度渋川方面に向けて電車が通り過ぎた。 天気の状態が宜しく無かったので、シャッタースピードは遅め。 喉の渇きが限界に近く、脱水症状も起こりそうだったの、電車を見送って直ぐに川原湯温泉方面に向けて歩き出した。 現在地も沈むらしい。 その後、道路脇に蕎麦屋があり、そこに自販機が設置してあった。 この時ほど、簡単に飲み物が入手できるありがたみを感謝した事は無いだろう。 2本程買っていたら、蕎麦屋のおばさんと目が合った。 飲み物を飲みながら、滝見橋を渡った。 ようやく、川原湯温泉駅へ戻ってきた。 これから川原湯温泉へ向かう。 元々、駅近くに温泉が在ったのだろうと思うが、この付近一体がダムに沈む予定の為、 山の上の方に移動している。だから、川原湯温泉駅を降りても、温泉街までは10分以上歩く。 入り口付近はもはや温泉街の賑やかさは全くと言って良いほど無い。 もはや、八ッ場ダムの建設が中止になろうと、温泉街の人たちにとっては 全くと言って良いほど関係の無い話だろう。 逆に本当に中止になるのなら無駄に移転させられ、活気が無くなっただけで迷惑な話だろうと思う。 グングン登っていきます。 古い橋を渡ったところから、要約温泉街っぽくなってきます。 だが、この吾妻線一体は温泉地の宝庫と言う事もあり、態々寂れた温泉街に行こうとする人は少ないのだろう。 共同浴場の王湯に入った。300円で入れるのだが、ロッカーに鍵は無いし、 鍵付きのロッカーは100円で有料だが、流石に危険なので有料ロッカーを使った。 浴槽は小さいのが1つで、洗い場も1箇所しかない昔ながらの共同浴場のようだ。 石鹸やシャンプーも無いので、とりあえずタオルで何もつけずに洗って入ったが、 源泉掛け流しで硫化水素の臭いもして一泉質はかなり良いが、 源泉は71.6度とそのままなので加水しないと確実に火傷する。 だから、注意書きで「加水しないと熱くて入れませんので、水を止めないでください。」と張り紙してあるが、 加水自体がマナー違反と思っている高齢者が止めてしまうらしい。 しかも、天上天下唯我独尊なシルバーモンスターと呼ばれる人と言うのは、兎に角人の話を聞かない。 まぁ、天上天下唯我独尊と言う言葉は一般的には本来とは違って意味で使われているが、 彼らは自分が間違っているかも?という発想が無く、逆に説教とかしてくるから手におえない。 こんなモンスターの存在のお陰で集客力を落とした観光地や温泉街も少なくは無いだろう。 そんな話は置いといて、加水してても非常に熱いので、15分程度浴槽を出たり入ったりを繰り返して 出たが、よくよく見ると露天風呂もある。 だが、露天風呂へ行くには服を着て移動しなくてはならなく、しかも露天風呂側のロッカーは鍵が無いので、 諦めて出た、何と言う不親切な構造かと思ったが、そもそも共同浴場って地元向けに作られている物だからな。 駅への帰り道、非常に人懐っこい猫と遭遇。 暫くかまってもらったが、後ろ髪を引かれる思いで駅へ向かった。 駅で30分程時間があったので、撮影タイム。 川原湯温泉駅自体も趣があって良いし、渓谷の景色も素晴らしい。 秋に来たらもっと綺麗だっただろう。 実はまだ渋川方面の電車は来ないのだが、下り電車は次の長野原草津口で本来乗るべき上り電車と交換待ちですので、 冷房の効いた車両内の方が快適なので、下り方面の電車に乗った。 通常の切符だとダメな行為だが、18切符の場合はこのような柔軟な行動がとれる。 長野原草津口で107系電車に乗った、この電車は以前草津温泉へ行った時と同じ時間の電車だ。 高崎まで爆睡してた、これが出来るのが鉄道を使った旅行の醍醐味でもあるのだがw 17時35分長野原草津口発 18時59分高崎駅到着 高崎駅で何か夕食を食べようと、うろついた。 そういえば、高崎駅と宇都宮駅って似てる気がする。 地元の人に言わせれば全く違うのだろうけど、 利用者数も割と近いし鉄道の要で湘南新宿ライン始発駅とか、新幹線停車駅とか共通点が多い。 […]

吾妻線を行く(中盤戦)

こちらは渋川方面。 自分以外誰もいないホームというのも、また格別の時間だ。 やっと電車がやってきたので、乗り込みます。 13時53分郷原発 14時09分川原湯温泉着 前の旅行で代行バスに乗った苦い思い出のある駅。 しかも、あと数年で廃駅となり、もしかしたらダムの底へ沈むかも知れないという悲しい未来が待つ駅。 この風景も数年で見られなくなると思うと、色々考えさせられる物もあります。 どの辺りが沈むのか載ってます。 さて、このまま直ぐに川原湯温泉に行っても早いので、少し時間潰ししましょう。 吾妻渓谷という遊歩道があるので、そこを歩いてあの日本一短い樽沢隧道でも行ってみましょうか。 この看板の先に見える陸橋もダムへ沈むか、もしくは使わなくなるのでしょうね。 そう、この時自分は重大なミスを犯していた。 飲み物を駅で買っていなかったのだ。 だが、時間が迫る焦りで足は先へ向かっていた。 遊歩道と言うよりも、実は山道に近い状態だった。 あの高さまで沈むのだろうか。 木々が生い茂り、かなり暗くなってきました。 感度を上げて撮影、こんな時高感度耐性が高いK-xの強みが発揮されます。 沢に出たが、この水は飲んでも大丈夫なのかと真面目に考えた。 都会のように、直ぐに自販機がある状況というのは凄く幸せだと感じた。 結構道が崩壊して補修されている箇所も多かった。 とりあえず、見晴台に登ってみよう、喉は渇ききっているが、そこは根性だ。 見晴台では先客が1人いたが、自分は喉の渇きもあり、直ぐに降りた。 この吾妻渓谷も歩道はしっかり整備されている方だが、急な斜面に作られた歩道なので、 過去に何人も滑落死をしているみたいだ。 ようやく、鹿飛橋に到着、後はこの橋を渡って階段を登ればそこは国道145線だ。 国道に出れば自販機位はあるだろう。 有名な場所らしく、人が引っ切り無しに来ていた。 素晴らしい風景だ、ここもダムが完成したら沈んでしまうのだろうか? 国道から直ぐなので、非常にアクセスが良い。 その何恥じない風景です。 さて、本当は川原湯温泉方面へ直ぐにでも向かいたい所だが、樽沢隧道が近いので寄り道していこうと思う。

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吾妻線を行く(前半戦)

さて、今年も18きっぷを買ってしまったんですけど、1回目は八ッ場ダムで沈むとされていた、 川原湯温泉付近を散策しに、群馬県の吾妻線を走破してきました。 以前も草津温泉へ行くために吾妻線で長野原草津口で降り立ったのですが、 その時は帰りの電車に乗っている最中に大雨に降られ、川原湯温泉で代行バスで渋川まで行った苦い思い出がある路線です。 先ずは、旅情気分を満喫するために八王子に出て八高南線で高麗川で乗換え、 ディーゼルのキハ110系の八高北線で高崎を目指しました。 八高線って他の私鉄への乗換え駅も多いので、もう少し本数を増やしても良いような気がしますね。 高崎でイベント列車が停まっていて、多くの人が写真撮ってました。 115系の吾妻線10時49分発の大前行きへ乗り込みます。 途中の小野上で上りの特急草津の通過待ちを行います。 ダムがどうなろうが岩島から長野原草津口はルート変更が決まっているため、 既に岩島から少し進んだ箇所では橋が完成してました。 水分高い橋が架かっていますが、かなりの高さまで水が来るんですね。 勿論、ダムが完成すればの話になりますけど。 こっちは長野原草津口側です。 さて、今回は長野原草津口は降りないので、更に先へ進みます。 前回もダイヤの都合上で先に終点まで行きましたけどね。 吾妻線の終点、大前に到着。 駅前の嬬恋温泉つまごい館があり、折り返しを待つ時間で日帰り温泉も楽しめますが、 今回は川原湯温泉に行くので、寄りませんが何時か行ってみたいですね。 大前は1日5本しか普通電車が来ないので、多少到達難易度が高く自分と同じような人が 20人位降りて駅や電車を撮ってましたw 折り返し時刻まで20分程度ですので、駅前を散策するには持って来いの時間です。 しかし一つ前の駅である、万座・鹿沢口駅には特急も終点で停車するし、普通電車も半分は折り返して高崎方面へ戻ってしまいますが、 万座・鹿沢口から大前まで3km位しかないし、折角だから大前まで来ても良いんじゃ無いかと思います。 この辺りの事情は良くわかりませんけど、自分的には謎な部分です。 駅の先には少し伸びてて、架線もしっかり張ってあるので、 延伸する予感をかきたててくれますが、 実は万座・鹿沢口駅が1面1線しか無く、ダイヤの都合上等で 7両編成の特急車両が大前まで退避して来れるようにしてあるだけです。 それなら、万座・鹿沢口駅を1面2線にすりゃ良い話だと思うんですが、 このような謎が沢山あるのが吾妻線の魅力の一つかなのかなと思ってます。 本来の計画では大前止まりの盲腸線ではなく、信越本線の豊野まで延伸する予定で、 当時の国鉄の財政状態とか、この付近の地熱が高く長大トンネルを掘るのが危険とかいろんな話で 現在の状態になっているそうです。 それなら、草津温泉を終点にした方が集客出来る気がしますし、 相乗効果で沿線にも活気が生まれるんじゃ無いかと思いますが、どうんだろうね。 詳しくはwikipedia等でご覧ください。 駅の線路を渡った先に、アパートか社宅らしき建物がありますが、ここに住むと思われる、 少年とその父親が電車を見に外へ出てました。 恐らく主な交通手段はマイカーになると思いますが、 普通に使える鉄道が通っている安心感って大きいと思うから、やっぱりここに住む人も ここまで特急電車が来て欲しいとか思っているのかな? 今回、駅のトイレを怖いもの見たさで開けてみましたが、ボトーソ便所でした。 ただ、利用者が少ないのか、状態は綺麗でした。 だが、115系が停まっているなら、電車のトイレの方がマシだw 1日5本では生活する上では正直使えないな。 流石にやる事がなくなってきたので、電車の中へ戻って、駅弁食べてました。 今回もトリ尽くしのとりめしです。 暫くすると、電車は高崎へ向けて発車しました。 12時53分発 さて、この後どうしようか考えましたが、とりあえず郷原という無人駅で降りてみました。 時刻表持っていれば良かったんですが、とりあえず川原湯温泉を過ぎて、少ししたら下り電車が来るので、 ある程度の場所で降りてみようと考えてましたが、少しフライングし過ぎて25分位がありました。 13時35分、郷原着 […]

吾妻線沿線旅行(後半)

電車を降りて、バス乗り場へ向かいます。 13時35分発の草津温泉行きへ乗ります。 乗車料金は片道670円で、18きっぷの値段からすると割高ですが、 行くことにしました。 大体25分~30分程度で到着します。 バス乗っている最中に雨が降ってきましたが、ついた頃にはやんでいました。 バスの発着駅である草津温泉駅へ到着し、とりあえず2時をまわっているので、 お昼をとることにしましたが、何にしようかみていたらとりあえず駅の喫茶店のランチセット800円が 目に飛び込んできたので、ここにすることにしました。 さくっと、カルボナーラを注文し、アイスコーヒーを飲みながら粉チーズを沢山振りかけていただきました。 時間も無いので、すぐに食べ終わり温泉街を探索することに。 土地勘が全然無いので、暫く全然温泉街とは反対方向へ進んでいましたが、 ようやく湯畑をみつけられました。 さすが有名な温泉だけあって豪快に湧き出ていますね。 湯畑の近くには手湯や足湯があり、足湯の方は満員状態でした。 湯畑を暫く見てから、早速温泉に入るためによさそうな所を探すことにしました。 無料の湯もいくつかあるそうですが、全然見つけられませんでした。 というか、ただほど高いものは無いと言う事で、結局芋洗い状態な予感がしたので、 西の河原露天風呂に行ってみる事にしました。 さすがに温泉街だけあって、セブンイレブンもいつもの店舗と違います。 2Fには休憩所もあったりして、便利そうです。 あと少しで温泉につかることが出来そうです。 公園入り口。 そのまま、川にも入れそうな勢いですよ。 触ってみたら、普通に温かいのね。 公園内には至る所に湯溜まりが出来ていて、こっちも普通に入れそうです。 子供なんかはパンツ一丁で入ってました。 草津温泉駅から1km程歩いて西の河原大露天風呂に到着。 入浴料金は500円ですが、ロッカーの鍵で100円掛かるので実質600円です。 それに加えタオル持参じゃない場合は280円掛かります。 早速入ったのですが、この露天風呂洗い場が無いのね。 それと、掛け湯が既に温泉だったりして、良いのか悪いのか。 そして広さだけは馬鹿デカく、温泉じゃ無かったら亀と鯉が居そうな勢いです。 入り口から向かって奥の方に源泉が出ていて、そっちは体感で50度以上の熱さでした。 早速入りはじめたら、だんだんと雨が強まってて、直ぐに土砂降り状態に。 屋根のある部分が2箇所あって、自分もそこで入っていたのですが、 土砂降りに加え、落雷も始まり、入っている人が減ってきました。 ただ、お湯が雨で冷まされて、入り易い温度になったので、それは良かったのですが、 暫く入っていて、お湯に雷が落ちたらどうなるんだろうとか考えつつ、 雷が光ってから音が鳴る感覚が4秒~5秒位になったので、 ついでに少し体を冷やすのも兼ねて暫く温泉から出て待機しました。 10分程で雨も弱まり、また屋根のある場所へ入りました。 人間って面白いもので、大抵まわりの人の行動にあわせるのですね。 更に雨が弱まったor雷の光と音の時差が長くなってきたので自分一人が 奥の方進んでいったら、それに釣られるようについて来るのねw 奥は熱いので直ぐに我慢できなくなって、また戻って冷やし、 計4回位入りました。 温泉を出たのが、16時で、16時40分のバスに乗るために草津温泉駅へ引き返します。 帰りは落雷と雨の影響で人影がまばらになっていました。 帰りにお土産を買いました。 饅頭屋の主人にデジ一の事聞かれ、「Canon?」と言われたので、 恥ずかしいそうに「PENTAX」と答えました。 ここは自信満々で答える所ですが、 お年を召した方には「PENTAX」も有名だと思いますが、 正直若い人だと大抵大きなカメラと言うとCanonかNikonなので […]

吾妻線沿線旅行(前半)

暫く旅行へは行ってなかったのですが、今回金券ショップで少し安く18きっぷを入手したので、 とりあえず日帰り旅行へ行く事にしました。 今回の旅行は大変だったと言いますか、 本当にいろいろアクシデントがありました。 まず、どこへ行こうかと考えたところ、自分の住んでいる神奈川じゃ 日帰りだと行けて飯田線や只見線走破が限界だと思いますが、 あまり無理な行程を組んでしまうと電車乗って終わりになってしまうので、 地図とネットをいろいろ見てみて、今回は群馬県を走る吾妻線を使い、 1日5往復の寂しい終着駅の大前駅へ行き、その後群馬の温泉を巡ってみることにしました。 巡ると行っても、時間的に1箇所か2箇所が限界なんですけどね。 朝時間的に余裕があるなら、横浜出てから湘南新宿ラインに乗ると幾らか安くいけるのですが、 今回は厳しいかったので、とりあえず田園都市線で渋谷まででました。 そこで、8時21分の湘南新宿ライン快速籠原行きへ乗り込みますが、 2時間位電車乗っているのでとりあえずペットボトルのドリンクを入手しようと思ったら、 全て売り切れていて、仕方なく缶コーヒー買って飲みました。 鴻巣駅で後から来る快速アーバンと待ち合わせと言う事で、乗り換えます。 しばらく乗って高崎駅に到着し、吾妻線乗り換えまで約25分あったので、 とりあえず、朝飯を食べる事にしました。 暫くうろつきましたが、これといって無かったので、 時間も厳しくなったので、コンビニでおにぎりとサンドイッチ買ってベンチで食べました。 食べ終わる頃にはいい時間になったので、ホームに停まっている吾妻線の115系3両編成に乗り込みます。 それにしても、乗り心地は231系の方が良いのですが、やはり旅情気分の満喫するには国鉄時代の電車の方が 良いです。線路の状態もあるかと思いますが、良く揺れますけどね。 吾妻線は渋川と大前間ですが、全ての車両が上越線の高崎まで乗り入れています。 先発の特急草津の後10時45分に発車し、電車は105分かけて終点の大前駅へ向かいます。 それでもって、自分は一番後ろの車両の一番後ろの席に座っていたのですが、 明らかに変な親父が通路に座りこんでいるのです。 暫くこっそり観察していると突然立ち上がり、車掌室のドアを叩き、車掌さんを呼びます。 電車動いているのに、呼ぶのは不味いんじゃ無いかと思っていたのですが、 暫くするとアリキリの古畑任三郎に出ている方を爽やかにしたような感じの車掌さんが出てきて、 その親父の話を聞いていたのですが、どうやら持ち物を掏られたらしいのです。 かなりヤバ目の親父だったので、それが本当か疑問でしたが、渋川駅で駅員が対応するという事になったのですが、 その親父、水上方面へ向かうのに吾妻線に乗っているのでどちらにしても渋川駅で降りてくださいと言う事で とりあえずはその場は終わったのですが、その後3人席の自分含め両端が座っている席の真ん中に座り込んできました。 他の席はまだまだ空いているのにすごい嫌な空気になったのですが、 息が臭いわ、自分には見えない誰かと仕切りに会話しているわで、暫く落ち着けなかったです。 暫くして渋川駅について降りていきました。 途中の渋川で上越線と別れて単線の線路を進むのですが、 そんな嫌な事も忘れるように、吾妻線に入ってからはさらに車窓が良くなります。 途中の小野上駅で電車交換のため4分停車時間あったので、ホームへ出て少し写真を撮りました。 すれ違いの185系が通り過ぎると電車は動き出します。 吾妻線は、八ッ場ダム着工に伴って川原湯温泉駅では近い将来水の底に沈んでしまう駅で、 同時に日本一短いトンネルもなくなってしまうので、もし興味がある方は早いうちに訪れておいた方が 良いですね。 自分も電車乗っているときはその事を知らずにいたので、特に気にもとめなかったのですが。 その後、妙にはしゃぐDQNっぽい青年たちがうるさかったわけですが、 自分と同じように一人旅をしている男性と仲良くなったみたいで、 彼らは長野原草津口で降りたのですが、何か電車が発車してからも手を振っていたりして、 案外良いやつ等なのかなぁと思いました。 その後電車は25分程で終着駅の大前へ到着します。 吾妻線は本来もっと先へ延びる計画で、飯山線と連絡する予定だったのですが、 国鉄末期の予算の状態と、地質的にトンネルを作る事が困難だったらしく、この寂しい駅が終着駅となっています。 実際、駅前には嬬恋温泉「つまごい館」という一軒宿があるだけで、見渡す限り何もありません。 この温泉へ入るのも考えたのですが、そうするともうそれだけ終わりになってしまうので、 今乗っていた電車で折り返します。 […]